高校の時に減量に成功して以来、常に48kg〜50kgを維持してきました。ムスメを妊娠したときはさすがに体重が15kg増えましたが、フル授乳していたら体重が減っていって元通り。

 

いつからかリバウンドしない体に過信し、油断していきます。

 

朝食は牛乳とジャム・蜂蜜をたっぷり塗った(ドイツでは一般的なサンドイッチ用の薄さ)のトースト3枚、、または菓子パンかケーキ。マヨネーズたっぷりのハムやタマゴのサンドイッチが昼食。夕食は大盛りのトマトソース・スパゲッティーにたっぷりのパルメザン・チーズ。ムスメがご飯を残せばそれを食べ、よくジンジャーエールなどのソフトドリンクも。そして極めつけは運動はゼロ、ひと通りの家事を終えたら『ネットフリックス』でドラマの鑑賞三昧。

 

でもバスルームの鏡の前で裸のジブンを見るたびに「太った…?」と思ったり、体重計の針が55kgに近づいていても、「持ってる『Sサイズ』の服が着れてるから大丈夫」と自分を騙すように納得させてました。ヨーロッパの洋服のSサイズは、日本のMにあたるほど”ゆったり”したものが多いのを知っているにもかかわらず…。

 

そうしてステーキ『スイーツ』カップケーキな生活を送っているうちに、ゴム製の”Sサイズ”レギングだけ。シャツやブラジャーはきつい。バスタブが心なしか狭い感じがして、お腹がぽっこり湯から出てる…。ためしにジーンズを久し振りに穿いてみました。しかしボタンがはめられず、しばらく使ってなかった体重計にのってみると…、

 

61.5Kg(身長は約158cm)

 

ウン十年にわたってリバウンドしていないプライドが見事崩壊。まあ食べても動かないナマケモノ生活じゃあ、いくらそんな体質になっても限界がありました。

 

最高に太かった高校生の時の体重60kgよりも重く、オバサン体型になった自分をここで初めて直視。

脅威の数字と己の姿に唖然とし、すぐに『これはアカン』と思いました。

 

そのとき、私の頭にひらめいたもの。以前にテレビのCMで見たあるダイエット商品でした。

 

それではまた。