独逸語を学ぶ。
ゲーテ・インスティトゥートみたいなたいそうな学校ではありません。いわゆる『カルチャーセンター』で受講することにしました。ヨガなど趣味の習い事が多いですが、独逸人と結婚した外国人や独逸で働く、帰化したい移民がドイツ語や文化を学ぶ『総合』コースやTOEFLなどの各種検定も行われています。
帰化条件の独逸語の知識は『B1』以上のレベルが必要です。このレベル、国内だけで通用するのではなく、インターナショナルな基準です。A1〜C2まであり、A1は初級、B1は中級程度で『普段の日常生活では困らない、自分の意見を話せる』ぐらいのレベルです。私が受ける予定だったのはTelc(テレック)という会社が主催するZD(Zertifikat Deutsch、ドイツ語基礎統一試験)の検定で、DTZ(Deutsch-Test für Zuwanderer、移民のためのドイツ語検定)ではありません。ZDの検定もインターナショナルなので、オーストリアなどの国でも通用します。
カルチャーセンターのカタログを見ると、A1〜C2までのレベルのコースがありました。しかし私のレベルがどのレベルなのかわからない。そこで私のレベルを知るため、カルチャーセンターのホームページにあったオンライン語学力テストなるものを試してみました。
3種類のレベルの独逸語テストがあり、各30問ぐらい。3種類すべて試したあと、点が低かったのは3番目のテストでした。それはA2〜B1レベルの問題。独学でそこそこの結果だったのでちょっと自分を褒めたり。
翌日、3種類のテストの結果を持ってカルチャーセンターへ。秘書さんがそれを見てから、PCで何かチェックしたあと『B1ですね』と言われました。良かった、まさにそのレベルを勉強したかったのですよ。
その時はすでにセメスターが始まっていたので、2016年2月から始まるセメスターのコースを受講することにしました。各レベル『短期集中コース』があり、午前8時半から午後1時までのコースを薦められたのですが、ムスメを幼稚園に送らないとけないので、朝8時半では間に合わない。だからゆっくりできる週2の夕方コースにしました。
それではまた。