ズバリ、『日本国籍を保持してる理由がないなあ』です。
前日お話したように、日本には9年帰国していませんし、短期でも日本に旅行する予定も今のところはありません。
オットーは普通の会社で働く普通のプログラマーなので、日本支社(そんなものはない)に転勤、日本でプログラマーの仕事見つける(日本語が話せないから無理)、なんてことは絶対ありません。短く言うと、日本へ帰って住む予定は穴茄子家にはないのです。
日本にいる知人から友人まで、今では疎遠で遊びに行くこともありません。疎遠になった理由…それはドコモが原因。元職場のパート仲間のおばさんや友達(と言っても1人だけ)に送ってもそんなメルアドないとすぐに返ってくる。ドコモに問い合わせたら、アドレス名によろしくないワードが入っているとか何とか…。そっちでドコモに問い合わせ欲しいと言ったのに、問い合わせもしてくれずにメールを送ってきてばかり…。独逸からじゃ問題解決できないというのに。手紙、あれこれ忙しいのに何人にも書いている暇なんてありません。まあ、自分から断ったようなものといえばそうでしょうが、『来るもの拒み、去るもの追わず』な私なのでとくに何とも思ってません。
日本語さえムスメに話すだけ、読み書きもコミックとPCだけ。そんな日本との繋がりが薄くなった私の人生はすでに独逸にあって、独逸で骨を埋める所存です。
何年も前から期限なしの『滞在許可』カードを持っているよりも、独逸人が持つ身分証明書を持っていたほうが何かと都合が良いなあと思うことがありました。それにオットーに何かあれば、政府からの生活保護などの援助(といっても雀の涙くらいですが)も日本国籍の妻より、独逸人の妻のほうが受けやすいでしょうから…。
という訳でオットーに数年前からちらちらとそんな話をして、オットーの転職、ムスメのことなど、何かと周りが落ち着いてきた昨年あたりから独逸国籍取得に向けて本腰を入れ始めました。
それではまた。