僕の彼女は社員数70人のベンチャー企業Acroquestに勤めている。
彼女がベンチャー企業に入ると聞いたとき、僕は正直思った。
何より、失敗を恐れる傾向が強い人だった。
失敗を恐れる彼女はやっていけるのだろうか。
そんな心配を昨年の今頃していたのを思い出す。
つい最近、今週も彼女のそんな声を聞いた。
「・・・やっちゃったよ~」
僕が言うのはそれだけだ。でも大丈夫。
彼女の会社は、失敗した彼女も彼女の失敗も、
どちらも見捨てたりしないし、
そこに常に彼女を励ます言葉と人が在ることをこの1年で知ったから。
「Mistake is Charming」
ベテランだってマネージャーだって、誰だって失敗する。
でも、それでいいのだろう。本当は。
そのほうが人間味があって魅力的だし、失敗するから成長する。
あるとき誰かを助けられるのかもしれないから。
あなたの失敗をCharmingと言い、
挑戦も失敗も、そこからの成長も見守る会社が
あなたに本当に合う会社なのではないだろうか。
いま彼女は会社の女性寮を訪ね、同僚と鍋をつついているらしい。
温かい部屋で温かい鍋を食べ、
彼女の会社特有の温かさに包まれているであろうことが、
彼女の表情から伝わってきた。
どこか穏やかな気持ちで、僕の休日は終わろうとしている。
