表 に 引き続き
裏です
ユヤマと2人で
ステキだなぁと思いながら
グランピングの鏡やハンモックを
ゴシゴシふきあげていても
ヘリの音は
近くなったり
遠くなったり
島の近くで
ヘリが旋回しているとしか
思えない
それでaozoraは
気付いてしまった
ユヤマ
これは
橋からヒトが飛び降りたね
2人でそう言いながら
あんなに喜んでいたのに
ブルーになって
そんなとこに
若いホテルマンが来たから
ヘリが旋回してない?って話したら
定期船のおじさまに聞いたら
たぶん ヒトが橋から
落ちたんだろ
と やはり言われたらしく
やっぱりか。。
と
どんよりしたんだけど
aozoraは 島に行くとき
大抵 ピックアップしてくれるヒトに
きょう 掃除する部屋の数や
宿泊状況を聞くんだけど
きのうは、
話を聞きながら
車外をみていて
橋の隅にパトカーが1台
島に入る入り口の
島民専用インターに
黒い車と
パトカーがいて
うわぁ
スピード違反で捕まったのかー
と 思って
チラッと
パトカーとクルマをみたら
どの車両にも
ヒトが乗っていなくて
???
だったんだよね
で
すべて
繋がったの
朝 島で見たクルマは
その橋から
身を投じた方のクルマで
クルマで橋まで来て
そこから
ダイブしたのだと
だから 警察車両は
身元確認と 落ちたヒトが
ホントに落ちたのか
確認してヘリを飛ばしたのが
ユヤマとわたしが
グランピングの掃除に入った時間だったということ
私たちが帰ってもヘリの音はしていたし
なんなら
帰りの送迎のホテルのクルマで聞いたとこ
海自も
船を出していたらしい
すべて繋がったとき
このヒトは
何がそんなに苦しくて
よりにもよって3.11に飛び降りたんだろう
とか
色々考えると
切なくて
命って大切だなぁと
最近 特に
噛み締める様に思っていて
ウクライナの連日の
攻撃を見ては
胸が痛くなるのに
そのかたや一方で
身を投じるヒトもいて
それが尚の事
歯痒くもあった
ヒトって激しく落ち込む時は
殻に閉じこもって
ヒトの言葉が
耳に入らないことがある
もしかしたら
コロナ禍で孤立したり
商売がうまく行かなかったり
理由は色々あるだろうけど
もう少しだけ
踏ん張って貰いたかったなぁ
旦那さんに話したら
あっさり
飛び降りた方に
迷惑だと言ってたけど
闇を持っているヒトに気づいたら
寄り添ってあげること
それは個々に出来ることだよ
だから残念で苦しいのだもん
ちなみに
事後のあとのことも
ご遺体が
どうなって
とか いうことも
残念ながら
私が生きていく上で
沢山聞かされていて
毎回 切なくなるのだよ
でも
それが人生で表に出てる
部分だけではなく
自分にとってシアワセな
1日が
他人にはそうでない日で
あることも
受け止めながら
丁寧に生きていくしか
ないんだろうなぁと
改めて思った
1日だったのでした