犯人とのコミュニケーション=営業で活用できるテクニック | 刑事塾 詐欺、採用面接、営業で騙されない、ウソや人間心理の見抜き方講座

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犯人とのコミュニケーションでは「沈黙をうまく使うこと」も重要です。

こちらが質問をして、犯人が黙ってるということは何かを考えてるわけですよね。

そこで、あーだ、こーだ言っても返って黙るだけです。

こちらも黙って犯人の次の会話を引き出す。そうする意外と真相に迫る話をすることがあります。


私にも経験があります。

犯人は落ちる寸前、つまり核心をつく供述をするときは無口になります。沈黙があるんですね。

自分で話すべきか、話さぬべきか、考えてるわけです。で、その場はあえて話さずに考えさせておく。

ある程度の時間が経過したら「話すか?」と声をかけてやるんです。すると「刑事さん・・・実は・・・」などと話し始めることがあります。


沈黙っていうのはコミュニケーションでも大事な時間なんですよ。

頭を整理させる時間なんですよね。


そうそう、上司の決裁に行ったりすると、上司が黙ってしまうことがありますよね。こちらが色々説明しているんですが、黙ってしまう。あのときもしばらく考えさせた方がいいんです。

こっちも不安になるから余計なことをうだうだ話しがちなんですけどね。

しばらく沈黙で上司が話し始めるのを待ってみましょう。

理解も深まり、すんなりと決裁が下りることが多いと思います。


さて、営業でもあるでしょ。


お客様が黙ってしまうこと。


なんとなく不安になって製品の特徴とか訳のわからない説明をしてしまう。


しかし、お客様は考えてるんですよね。


支払い方法だったり、使い方だったり。

その後に出た言葉が結構確信を突く質問だったりしますわね。


「これって分割払いできるんですか?」


これ、もう購入決めてるようなもんじゃないですか。


だから沈黙はうまく利用するに限ります。

実践してみましょう。(^-^)/