安心介護と育児のアドバイザー

【横浜】訪問看護師×コミュニケーション講師の大場まさみです。
ブログにご訪問ありがとうございます。

食べたいを叶えるには?

 

☆食べたいの!

母が左反回神経麻痺になり
 
「食べると誤嚥する」の状況になってから一年半。
 
 
絶飲食になって
全栄養や水分を胃瘻から取るように
なっても
 
喉の弁が麻痺して食道が丸見えになった胃は
少しお腹いっぱいになると
逆戻りしちゃう(オェ💦)
 
 
声帯が萎縮して気道に落ち込みやすく
なったので
逆戻りがあると吸引が必要になる。
 
そんな状態のため食べたくても
食べさせられない。
 
 
だけど
 
 
 
 
母の願いは
一貫して
 
 
 
食べたい!
 
 
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食べるのに協力してくれる人

〇「食べてもいいよ」「食べちゃダメだよ」

 
がん末期で
栄養水分は胃瘻で管理できている
 
口から食べると言う行為は
必須ではない
栄養水分を取る方法は他にもある
 
でも
母にとって
《このまま何の味も感じることない人生》
には
《生きる意味》にエネルギーを感じれない
らしい
 
 
これは人それぞれで
私にとって《食べる》が生きる意味の最大級か
と聞かれたらそうではないが
 
 
 
一貫した母の《想い》は
食べたいなのだ
 
 
倒れてから今までその想いを伝えてきた
【主治医】になってくれた人が11人!!
 
 
先生たちは《末期》ということで
 
「食べてもいいんじゃない?でも飲み込みはできない(気道にはいるから)ので噛んで捨てる。味わうってことでね」
 
 
 
「いや、食べちゃダメだよ。今誤嚥性肺炎さえ起こさなければ残りの人生を家で過ごせるし、気候と体調いい時なら外出だって出来るよ!」
 
 
 
それぞれの専門性で
親身になって意見を言ってくれて
 
真剣に考えてくれる
いい先生にばかり。
 
 
 
しかし、
 
 
 
母の《想い》を叶える為に
 
 
 
どうしようか??
 
どうしたらできるか???
 
 
の目線で考えてくれる先生に出会えないえーん
 
 
 
許可(同意)or禁止(否定)ではなくて
共に母の一貫した想いを実現するために
協力してくれる先生を探すことが
家族としての私の仕事なんだと思い奔走の日々
 
 

○探す

 
インターネットで調べるのに
キーワードは
 
『反回神経麻痺 横浜 嚥下 食べる 治療 原因 訓練 食事 誤嚥 』などなど
 
反回神経麻痺の原因を取り除く事は
出来ないか?と考えたり
原因は取り除けないなら
リハビリで改善はないか?
治療はないか?と考えたり
反回神経麻痺の人たちは
どうやって食事をとっているのか
当事者の人たちの暮らしをしる
ブログを読みまくったり
 
そこで『食べる』ではないけど
 
反回神経麻痺の治療では
いくつか選択肢があることがわかり
(反回神経麻痺は嗄声と言って声が出にくくなる)
 
その治療をしている施設を近所で探しました
 
まずはそこで治療してもらえないか
聞いてみよう!
      
 
そして
その為には紹介状をもらわなきゃいけないから
紹介状を書いてくれる母の想いを理解してくれる先生にお願いしよう!
 
 
医療には手順があり
その手順を自分のコントロールにおきたい場合
頼む手順を知っておいた方がいいです。
 
 
 
 

○嚥下チームに出会う

 
病院を受診する手順を整えたら
反回神経麻痺の治療が得意な先生のところまで
連れて行き
現在の状態を調べてもらって
母が食べたいと強く思っていることを伝えました。
 
その先生は初めて
「治療をして訓練をすれば出来るんじゃないかな?」
と具体的に食べるまでの道筋を話してくれ
アテロコラーゲン注入術を試してみようか?と提案をしてくれました。
 
計2回のコラーゲン注入で
母の誤嚥ははほとんどなくなり
毎朝晩必要だった吸引もいらないまでに
状況変化が起き
 
リハビリと栄養師さんの訪問チームを
先生が紹介してくれたので
母はリハビリに励んでいます
 
 
 
 
 
 
 
私はお粥を栄養師さんから作り方を学んで
ミキサーにかけて冷凍保存
 
 
それでも、食べ方にも今はコツがあるので
急な吸引に対応できる私がいる時しか食べれませんが
「美味しい」と
食べています。
 
 

意欲向上

〇食べておいしいが力になって・・・

 
母がお粥を作るのを手伝ってくれています
 
それまでは食べれないし
邪魔になるからと
ほとんど料理に興味を示さなかった母が
少し食べれるようになると
お粥にいれたら美味しいものを考え
作り方に興味を示し
 
より生きるのに主体的になったと思います。
 
 
 
とろみをつけたコーヒー牛乳を飲みながら
カタログ通販したりして
食べるという行為がもたらす「生きる」を楽しむ力を実感しています。
 
 
 
先日女医JOYプロジェクトで話した【準備】
 
お金と制度と知識の準備は事前にしておけると思っています。
 
介護に向けて今は実感がわかないかもしれないけど
そのうち突然やってきた時に
誰に何を聴けばいいのかわからないことにならないように
 
介護に興味を持ってくれたらいいなと思います。
 
 
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