働くママの応援隊!
現役ナースでコミュニケーション講師の大場まさみです。
ブログにご訪問ありがとうございます。
先週、高校生の長女は宿泊研修で1泊2日いませんでした。
返ってくる予定の日、
仕事をしていたら、昼に娘からLINEが入っていました。
(帰宅時間のLINEかな??)
何気なく開いたメールには
「部屋移動したら先生に捕まって怒られた。これから事情聴取」
事情聴取???
(部屋を移動した、その文面だけでは読み取れない大きさなのかしら?)
状況で訊きたいことは山の様にあるけど、
とりあえず昼間にわざわざ先生に怒られる前にLINEをしてくるということが
めずらしい長女
(どちらかというと、怒られたことは隠すタイプ)
長女の行動のキモチを聞いてみます
〈事情聴取がショックなの?〉
〈ううん。そこはショックじゃないけど、先生に怒られる前に言っておいた方が良いかなって思って〉
〈そう、親に話しておきなさいって言われたの?私もこの後呼ばれるのかな?〉
〈今のところわからない〉
〈そうなの。わかった。〉
ここまでやり取りして感じたのは
中学生の時までとは違い、程度はあれ規則・ルールを守らないと
停学や退学になる可能性があるのが高校生以降の責任
いわゆる「論理的結末を知る」いい機会です。
そして、この論理的結末も態度しだいで
未来を変えることが出来るのも行動の責任
〈怒られてくるよぉぉ。。。〉
〈しっかり怒られておいで。きちんとルールを違反してでもやりたかったことの想いを伝えて、
でもそれをすることで先生たちの手間を増やした迷惑もかけてしまったよね。
それについてどう思うかを話しておいで。応援しているよ〉
こんなやりとりで終わりました。
さてさて、
長女が帰ってきて事情聴取に至るまでの経緯を聞くと、
ただの部屋移動ではないね。
本人たちは悪気はないだろうけどさ
まあ、若いから仕方ないと言えば仕方ない。
でも、先生的にはダメなんだろうな。
という内容でした。
色んな立場からみると
「先生方が心配してくれた」
事情聴取は罰を決めるためのものではなかったらしいです
(いい先生たちに恵まれているな。)
それから数日経った今朝、
「今日学校に早くいくから、お弁当よろしく。」
早く行く理由を聞いてみると
どうやら、事情聴取は一人一人受けて帰ってきたのだけど、
そのうちの一人Aちゃんが部屋移動以外のもう一つのルール違反を喋ったらしく
先生に何度聞かれても、「やってません」と答えたB子と
喋ったAちゃんとつじつまが合わなくなってきている。
長女たち数人は聴かれなかったから自ら答えていない子たちもいて
同じグループの中で
「嘘をついたB子が更におこられる可能性があるから、
みんなでAちゃんだけやったことにして他は止めきれず、
自分達がいないときにAちゃんがやったことにしよう」と
意見が固まり始めたらしいんです。
週末はそのことでLINE相談会が開かれていたらしい
うーーーん、、、、
君たちの仲間ってどんなもんなんだ、、、
でも、やっぱりそれではAちゃんがかわいそうだし、
「自分達もやったのに罪をきせる用でおかしいよね」
とこわごわ発言した長女。
しばらく既読無言が続いた後
「みんなであやまろう!!」ということになって
早朝から誠意を見せるために行くことにしたらしいんです。
誠意ねぇ。。。。。。
私:「教えてくれる?何をどう謝りに行くの?」
娘:「え?わかんない。とりあえず嘘ついてごめんなさいって謝ってくる。」
、、、、、
誠意、、ねぇ、、、
それ、伝わるかな??
学校に行く前に話したのは
「今回の謝りたいから謝る。だと一方的よね。
先生がなんで今回わざわざ怒ってくれているかわかる?
大人はね嘘ついたり、約束破ったら職を失っている人もいる。
高校生って中学生までとは違って、自分達がたのしくてまあいいかと思っていても
論理的結末の責任を取らなくてはいけないときがあるってことを
わざわざ怒って教えてくれているんだよ。
有難いよね。ルール違反です、罰則ですでもおかしくないのにね。
でもさ、その結末をわかっていながらやりたければやってもいいよって
先生は教えているんじゃないかな?
嘘をついていることも分かっていても問いたださないのは
罰を与える為でもないし
評価するためでもないし
あなたたちが物事をとらえるスタンスを見たかっただけなんだよ。
その先生の立場や考え方を理解したうえで
今日早く言って先生にみんなでなんて言うか考えないと
部屋移動の時のように
やりたいからやる
と
今回の
謝りたいから謝る
は同じなんじゃないかな?」
と話して送り出しました。
さてさて、
長女が今回の事情聴取で学ぶことはなんでしょうか。
明日「処分」決定らしいです
最後までお読みいただきありがとうございました
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