こんにちは!
勇気づけママナースの大場真美です。
ブログにご訪問ありがとうございます。
 
 
非主張な患者さんに寄り添うことのブログを書いて好評だった記事
 
ある方を思い出しながら書きました。
 
末期の癌で一人暮らしの方。
相談できる人は遠くに住む自分の兄弟だけ。
最後の時をペットと出来るだけ自宅で過ごしだいと望んでいました。
 
遠くの病院に末期がんを宣告されてずっと電車とバスで通い続けていたのは

そこが安心できる場所だったから。

 
しかし病院側から通ってくるのは大変だろうから近くのホスピスを紹介する
言われたそうです。
病院の意図がどこにあったのかはわかりません。
 
もしかすると長期にわたり積極的治療を選択しない患者さんは
点数的においしくない患者さんだったとか
上の先生からそう指示されたとか
先生の移動時期に合わせて外に出せる患者さんを出して
引継ぎをしたかったとか・・・
変に勘ぐってしまうあせる
 
昔から物事を即決できない性格だった患者さん
その時、返事は「そうなんですね~・・・はぁ・・・・では兄弟に相談してみます。」
と行って帰ったのだけれど、
ケースワーカーさんの対応は早く、
本人が迷っている間に
兄弟に連絡をしてホスピスの面談予約をとり
往診の候補を訪問看護に打診してきたりとスピーディーでした。
 
もしかしたらケースワーカーさんは
沢山あるホスピスの中から選ぶのは無理だろう、
優しさのつもりで兄弟と決めたのかも
往診も通うのは辛いだろう、と優しさのつもりで提案したのかも
 
 
患者さんの受け入れと明らかに違う医療側のスピード感
 
ちゃんとホスピスの話や往診の話をどうイメージしているかを聴いていけば
まだ、受け入れてないことは一目瞭然!!!
 
つまりね、
医療者側は相手のこと思っているつもりで話しているんだけど、
患者さんのキモチを聴いていない!!!
態度を観察していない!!
人生を想像していない!!!
これを一般的には「独りよがり」と言います笑い泣き
 
その患者さんは
安心できる場所がなくなる不安
苦手の人生の選択を早急に迫られるストレス
他人に迷惑をかけてはいけないという
プレッシャーから
せっかく自宅でペットと穏やかに自分のペースで過ごしていたのに
不安から眠れず、痛みも感じ始めて体調を崩してしまいました。

勇気づけ看護師である私がしたことは、
まず時間をかけて
ぐるぐる悩んでいることを聴き、
その悩みに対する具体的な情報をお伝えして
反応を見るのーまるおめめ
その反応を見て感じたことを
言葉を選んで質問する(相手の真意を聴く
それを何回も繰り返していくうちに
「私だめね・・・。ぐるぐる悩んでばかり。昔から全部決めたことが悪い方にでないか心配で・・決めるのが怖いの・・・」
と決めない目的を話してくれた心に寄り添って勇気づける!!


 
「ぐるぐる、一緒に悩ませて下さい。今までぐるぐる悩んでもここまでちゃんと生きてきた。
だからぐるぐるは○○さんにとって大切な必要な時間なんですよ~。
○○さんが納得できる答えまで〇〇さんらしくぐるぐるしましょう!私は一緒に悩んで待っているから」
 
この言葉を聞いてから患者さんの決断する力が動いた気がします。
目で見る
耳で聞く
心で寄り添うは
【共感】に1番大切です

 
その間に医療側にも連携を取って
スピード感を調整します

どうすれば新しい病院が安心できるところになるか、みんなで一緒に考えて
新しい病院への引き継ぐときに(指示書をもらうときに)その病院の看護師さんと連携をとり患者さんの不安を伝えて、と
医療側にも勇気づけで調整しました。

安心が整うこと
みんなが待って共感してくれていると
感じることで
患者さんは【決める】という自分にとっての
壁にチャレンジできるようになります。
自分で選んだことを肯定されることで
自信が出てきます。

私たち勇気づけナースは
安心を整えて
患者さんの力を信じて
時には求められる譲歩を与え
待つ。
こうやって
【あなたらしい】生活を整えに
訪問させてもらってますほっこり

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最後までお読みくださりありがとうございます!

 
 
 
 
 
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