さて、今日は物議をかもしださそうなネタ
「看護師さん!自分の力をドンダケ過信してるの!?」
あぁ…
これかくとブロックに触れそうな諸先輩看護師さんが
沢山いるな
でも私の友人で潰されかけた看護師がいるので
私自身の恐れのブロックを飛び越えて
今日は書きます!!(先輩怖いというブロック)
看護師は基本的に
人の役に立ちたい!!!という気持ちの強い人が多いと思います。
その人の役に立ちたい!!は
貢献感としてはすばらしいものなのですが、
その貢献感がヒートアップしすぎて悪影響を与えている人がいるのも実情
(あぁ、怖い怖い)
例えば
「看護師が困っている家族を助けないと!!」
「患者さんが困っているのに、放っておけるの???」
「こんな時に頑張らなくて何のために看護師でいるの?」
という看護師さん(あぁ怖い)
あとね~
「私の看護が患者さんにどんな影響を与えてしまうか考えると何も言えない、出来ない~」
という看護師さん
(もう、こうなったら言ってしまうぞ~)
このタイプの看護師さんは
自分の力を過大評価しすぎです!!!
(あぁぁ、むかついた先輩方とりあえずごめんなさーーい)
どれだけ、自分に人の人生に影響する力があるとおもっているんですか??
人生を変えてしまうくらいすごい看護師だと思っていますか??
それは
患者さんの今まで自分で決めてきた人生の決定を否定することでもあり、
これからの患者さんの人生の決定を信じないということでもある
上から目線の看護ではないでしょうか?
(言っちゃった・・・)
看護師が居なければ過ごせない状況を作り出してしまっては
病院の看護が場所が家に移っただけ。
地域の中で暮らすという在宅看護とは言えないと思います。
沢山の介護・福祉・医療の人と連携して
家族なりのやり方にOKを出すことが
相手の人生を尊重する看護だと思いますよ~
正しい在宅介護なんてない
強いて言えばその人の家のやり方が
一番いい在宅介護
患者さんに何もしてあげれない、もしくは悪い影響を与えてしまうのが怖い看護師さん。
今までの人生であなたに出会う前
既に病気になった方ですよ??
自分が悪影響を与えて悪化させるって・・・・
どんなに看護技術に自信がないとしても、「人に訊くこと」できませんか?
看護師が訪問しなくても悪くなったかもしれないのだから
訪問して
客観的にどんな状態であるかだけを
看護師の目で観察できることができれば
後は
医師やケアマネさんや家族に報告すればひどいことにならずにすみます。
経験は挑戦しないと出来ないし
自信は経験しないとつきません。
でもね、実は
自信がないから訪問できないっていうのは
「出来ない人と思われたくない」という
自分の劣等感を隠すために、
まるで患者さんを悪くしてしまうかも。。という課題にすり替えているのかも…
自分の劣等感のために患者さんを見捨てないでね
その困難を乗り越えるのは看護師自身です
その劣等感の本質をみつめる勇気をもてば
乗り越える先には
患者さんと家族の笑顔と安心を引き出せるいい看護が出来ると思います
私が怖ーい先輩たちから怒られるかもしれないブロックを飛び越える原動力は
在宅介護・看護の世界を不安がない明るい世界にしたい
在宅ケアを支える看護師さんに勇気のエネルギーを注ぎたい
潰れて欲しくない
もっと在宅に関わりたいと思える看護師さんが増えてほしい
患者さんやご家族に寄り添ってくれる人が増えれば
家での生活を安心して送ることが出来る人が増える
これからもっと在宅看護・介護へと日本全体がシフトしていきます。
2016年から全国的に医師の数、病院の数は減少傾向である中
横浜市の平成29年度の在宅死の割合は17.6%(全国平均13.0%)
どんどん在宅医療・介護が推進されて制度が整備されています。
在宅介護・看護にこれから日本が移っていく中で
医師・病床数の減少と深刻な人手不足を補うのは
竹のようにしなる力(回復性の高い力をレジリエンスと言います)
レジリエンスの高い精神力と
みんなの力をまとめて勇気づけていくことが出来る調整能力がある
看護師の力が期待されているんです。
支える側を潰さない
在宅看護を看護師が楽しんで行ける職場つくりをすれば
不安がない明るい在宅介護・医療の世界をつくることに前進できると思うな~
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