こんばんは😃🌃
勇気づけで毎日をhappy に。
あおぞらのキモチです。

デイケアと違い、集団生活を楽しんで行う目的のデイサービスでは、プログラムによっては楽しめる人だけ楽しめる企画になってしまうこともあり、気がつくとお風呂と食事がついた1日預り宅老所となりかねない要素を持っています。

そこで厚生労働省が「中重度の人達や認知の人達が社会性を維持し活動に参加していけるサービス提供」をうたって加算をつけ始めました。

「その人がその人らしく、社会の一員として輝き続ける」

って事ですね。

本来なら自分で自分らしさを考えて、共同体の中で他者貢献に自分の役割や存在価値に満足していきたいところですが、そこが上手くいっていなくひきこもっている方や
、身心の不便さで活動に遠慮がちな方の為に私が機能訓練をしているデイサービスでは中重度加算のプログラムとして社会性維持を行っています。

この4ヶ月
今までも何気なくしてきたと思う、「声のかけ方」にスタッフの方たちに目的意識を持ってもらいました。

そのために個別の社会性目標をたて
集団と個別の実践的訓練を計画しています。
共通の目標を持つことで看護師は身体面でリハビリ、生活にアプローチ、生活相談員さんも身体面を理解した上での同じレベルの援助の提供を続けれます。
それぞれが拾い上げた情報がまた、社会性維持へのアプローチの材料となっていきます。

この目標に沿ったアプローチが段々と形になってきました上矢印上矢印


カナヘイ花認知のおばあ様で、車イスでほぼ寝てすごし、声かけの時のみ反応を示していた方が

「昔得意だったお料理にアドバイザーとして意見を出してもらい、周りの方やスタッフから感謝してもらうことで自己肯定感を高める」
という目標で
お料理の話題の時には、昔の記憶を引き出すような会話をし、
周りの利用者さんにもその話題に入ってもらい一体感を感じ、
教えてもらったメニューの再現や工夫に感謝を伝え続けた4ヶ月。
今ではほとんど起きてすごし、
料理に関して自分からも話すようになり、
できることはやるよと
タオルをたたんだり
会話をしてくださり、
今日は帰り際に

「また来てね」

と言ってくれました💓💓

カナヘイ花独り暮らしで、栄養失調でなんども失神しあちこちに打ち身を作っているおばあ様は、今までは自宅にくるヘルパーさんのいうことは聞かず、パンを1日一本だけしか食べず、自分の体を労らなかったけど、
デイサービスで他の方の為にお皿を拭いたり、洗濯をスタッフと一緒に干したりを続けていくうちに人の役にたっていることを実感し、その行動を感謝され、他者だけでなく自分の体にも気を使うようになり、食事をできるだけ食べるようになってきました。お陰で体調が安定し、動きもよくなり今ではスタッフがとめたくなるくらいお手伝いに積極的に参加してくれています。


他にも沢山の変化が見られ、また今度記録をしていきたいと思います。

大切にしているのは、
その人らしく
社会の中でどう輝けるか‼
得意なこと
興味のあることを
活かして
共同体意識を高める
他者貢献に喜びを感じ
他者から貢献されることに感謝する
ということをモットーにスタッフ一同頑張っています気合いピスケ気合いピスケ気合いピスケ気合いピスケ気合いピスケ