今、読んでいる本。『あふれるまで愛を注ぐ』を読んで。 | 青空アロマテラピー!

青空アロマテラピー!

ココロ、感じるままに空に投げたら、きっと輝く虹になるっ

先日のベビマ講座の内省をしているわけです。



あ、


申し遅れました(笑)。



八王子市、高尾のおうちサロン、
『青空アロマテラピー!』の 井上 ミウ です。



こんにちは。






質問をいただいて、ちょっぴり多動のお子さんのこと、お話ししたんですね。




うちの長男(通称:お兄ちゃん)は肢体不自由で
医療的ケアがあり、車イスに乗っています。


お兄ちゃんが学校に行く時は、
ずっと送り迎えと、付き添いもしていたんで、
特別支援学校の肢体不自由校の様子は分かります。

でも、多動や自閉のお子さんには、そんなにたくさんは出会っていません。



なので、
あっちこっち行ってしまうお子さんに
どう向き合えばいいか、
という質問には、

向き合う大人側の対処法についてお話ししています。




たとえば
何か興味を引いたものに向かって

突進してしまったの止めるには



「だめよ!」で立ち向かっては
「行きたい」気持ちに拍車がかかります。



「行きたい」気持ちに一度乗っかって、
そこからスッと別のものに興味に向けさせる、

すると、対立する関係性ではなくなり、
行動がうまくいきます。


相手の力の矛先を変えるんです。



これ、つまり合気道なんです。


中国拳法なんです。




すごく有効なんですけど、


いや、まてよ、はぐらかしになってないか?

そこに愛はあるのだろうか?


って考えてました。






もしかしてだけど、もしかしてだけど…



もし、その子が誰かのハンドバッグに目がいって
走り出したとして、

それを上記の技術を教えに通りにやったとしたら


そこには「愛があるのだろか!!」



ずっと、目くらましさせていないか?




そんなことを、この二、三日考えてきました。



すり替えのテクニックはとても有効だけれど、

それはショッピングモールとか、
たくさんの人の中での回避策であって、
いつもやることではないんですよね。



興味の対象へ一緒に行くなどして、付き合って。

たとえば、興味を持った対象が人だとしたら、

その人と失礼のないようにコミニュケーションとって、

この子が興味を持って来てしまったんですって
言ってみて(言われてイヤな人はいないと思います)

その「気になったもの」を手にしたりすれば
失礼だからと、また別のやりとりを子供としたり…。


で、それを持ってた方には、
「ありがとうございました」と「すみません」を言って…。



そんな風な日常で
一緒に世界を歩いてやることも大事だよなぁと
そこをちゃんと伝えあわなきゃなぁと
思ったのでした。



いや、シンドイですけど。




うちのお兄ちゃんも

「こいつは世界にNO!と言うために生まれて来たのか?」

と思う日々だったし。



その頃は、


私も

「私は謝るためにこの子を産んだのか?」

と思う日々だった(爆笑)。





シンドイしメンドクサイんだけど、

そこに新しい視点と、ちょっとした興味を持って

取り組んでみる。




「ちょっとオモシロイ」は、

すごく楽しくはないけど、渋々やるより身体が軽い。



ちょっとの余裕、ちょっとの「スペース」があると、


子供の思考回路(興味の在り方、)

子供の愛して欲しい「ツボ」が見えてくる。




  

それで、今、こんな本を読み始めました。


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まさしく、どのタイミングでどんなリアクションしたらいいのか、
ヒントがたくさん描いてあります。



昔はこんなタイトルには、



もー、これ以上愛するのなんてムリ!


って思いましたが。

一周して、これこそが必要だったな、と思えます




愛はたっぷり。



そして、子供への愛の表現は、的を得てるのがいい。


うん。
とても勉強になりますよーーー!



そして、ママや介護者の
「ちょっとの余裕、ちょっとのスペース」を
身体や心の中に作るのが、セラピストの仕事であると思う。