「投票日まで24日」『日本終了』阻止の最後の訴え

 

 

私が参政党に注目したのは、昨年の終りに近いころ。

ニュースで武田邦彦先生の参院選出馬が報道された時からです。

「これは、大きな流れになるかもしれない」と想像しましたが、

「何人候補者を立てられるかが勝負」とも思いました。

現時点で、候補者はほぼすべての都道府県に擁立、すごい勢いになってきました。

今度の選挙は今までにないほど、「国家のあり方」を決める選挙になると思います。

天皇制、その他について、様々な視点から武田先生は持論を述べています。

私も含め読者の皆様も考えが違うことはあると思います。

その違いのための闘論よりも、「日本終了」か「日本復活」の大きな選択。

目が離せない状況になってきています。

 

保存版の書き下ろし文、以下の通りです。

 

 

 

こんなに長生きできると思いませんでした

 

僕は二週間前に誕生日を迎えまして、今、79(歳)になりました。(拍手)(拍手)(拍手)

僕もこんなに長生きできると思いませんでしたよ。

僕はお腹が奇形に生まれてね、二十歳までに5回も手術しまして。

もうよたよたで行きました。

42(歳)までは酒も飲まない、スポーツもできない、まあまあ早く死ぬだろうと思っていましたけど。

その頃から元気になりましてね。

もう思いがけなく79歳でもまだ元気ということなんですね。

それでね。私が生まれる20年前。20年前は、1920年なんですけども、その年に、日本人の平均寿命は男女ともに43歳なんです。

たった100年前ですよ。

日本人の平均寿命が43歳。

だから失礼ながら、今はここに居る方の半分ぐらいは居ないと思うんですよ。

そういう世界なんですよ。

 

 

百歳人生を支える「社会制度」が必要

 

ところが、今は全然違って、3年前に、50歳代を越えた人が平均を越えましたので、百歳人生

女性は50歳以下と50歳以上の女性の数が同じくなりました。

だから我々は今、前半の0歳から50歳の人生で設計されている社会を、できるだけ早く二つに分けて、分けなくてもいいけども分けて、0歳から50歳までの人生と、50歳から100歳までの人生が共に夢のある、活動できる社会に変えていかなければならない。

例えば女性ですと、0歳から50歳は子供を産んだりできますから、だから、そういう人生でしょう。

50歳から上は子供を産まない人生ですよ。

そういう女性に対して夢を持って暮らしていける社会制度になっているかというと、なっていません。

男性なんかもっとそうです。

だから男性50歳以上の男性は意味がないと僕が言っているのは、あれはどういう意味かというと、批判されていますけれども、そこのところを作っていかなければいけないということを言っているわけです。

50歳以上の男はどうでもいいなんて言うことではないんですよ。

だから、昔は50歳以下の男性と女性がいたけども、今は四つあるんです。

50歳以上の男性と女性もあるんです。

ところが、現在は今でも全部同じという、50歳までの計算、これは女性と一緒ですよ。

女性が働くか働かないかって一緒に・・・

 

血圧(基準)は年齢ごとに変えていかなければ

 

だってね、血圧基準なんかはね一個なんです。

20歳の男性と80歳の男性の血圧は変わるに決まっているんですよ。

何で決まっているかと言うと、血管が硬くなっちゃうから。

心臓のポンプで血を送ろうとしても血管が膨らまないから。

だから血圧は高くなって当然なんです。

それを20歳と同じにしたら認知症になり、癌になるんですよ。

癌を防いでいるのは血流ですからね。

認知症を防いでいるのも頭の血流ですから。

だから血圧は年齢ごとに変えていかなければいけないんです。

それを一本にしている

なんで一本にしているのか?

なんで一本にしてるのかというと、さっきの方も演説されていましたけれども、お金なんですよ。

国民の健康を考えて血圧をいっぺんに一本にしているわけじゃないんです。

150,140と決めているわけじゃないんですよ。

昔はですね、お医者さんがひとりひとりを見て診察をして血圧をやったときには降圧剤、血圧の降圧剤ですね。

 

「血圧降圧剤」市場は3000億円から1兆5000億円へ

 

その市場は3000億円です。

ところが、その後、血圧の基準を150、140と下ろしてきたら、厚生労働省は10下ろすごとに血圧降下剤の市場が3000億円ずつ増えるということがわかったんですよ。

今は「血圧降下剤1兆5000億円です。

これを取っているのは誰かといったら、製薬会社と厚生労働省の役人ですよ。

そのために国民がどんどんどんどん血圧を下げさせられているわけです。

ものすごく大きな利権なんです。

この・・・・だんだんだんだん進んでいきまして、病気じゃない人を病気にするということができる。

今、血圧の病気の人が国民の6700万人に到達したんです。

厚生労働省の基準を超える人、降圧剤が必要な人、必要じゃないですよ、

全然必要じゃないんですけども、降圧剤が売れる人が6700万人ですよ。

日本の人口の半分が血圧が高くて寝てなければいけないんです。

そんなことはないんです。

だけど薬を売るんです。

 

薬品会社は「病人」が増えないと「売り上げ」上がらない

 

次の段階は、今日は時間がないから話せませんが、コレステロールなんかも250が良いのに200に規制を下して、「スタチン」という薬を売っているわけです。

つまり、健康な人を病気にして薬を売るというのを2000年から2020年までやってきたんです。

なかなか成功してきたけども、だんだん社会的な批判が出てきて、やりにくくなった。

病人にしないと血圧降下剤を投与できないでしょう。

それで、薬品会社の成長が止まってしまうんです。

薬品会社は病人が増えないと売り上げ上がらないからね

健康なんてのはだめなんです。。

だから、できるだけ不健康にさせることが薬品会社としては大切なんです。

でもそれは行き詰まるということがわかったんです。

では、健康な人に薬を打てないか。

 

医者が「倫理」を捨て、「売り上げ」を目指す

 

健康な人に薬を打とうというのが、これが○○○○なんです。

○○○○になると、百人に一人しか病気かかってないのに、ほとんど全員に・・・・・。

だから医者は自分の医者の倫理を捨ててしまって、自動車会社と同じように売り上げを増やそうとする。

ところが、国民が健康になったり、国民の知識が増えてくると薬品が減ってきますよ。

だから困る。

じゃあ病気を作るかっていうのが血圧であり、老人と、20歳と80歳を区別しない。

それにみんな気がつかない。

コレステロールもそうだ。

それでも成長が止まってしまったから、今度何になったかというと、○○○○なんです。

○○○○を打てば全員に打てる。

健康な人でも薬を打てる

 

自分の体力の範囲で働き、少しでも社会に貢献して生きる

 

だが、そんな社会は僕らが望む社会じゃないんですよ。

だから特に高齢者を、最近ひどい言葉があって、高齢者対策というものがあるんです。

僕は名古屋市の経営アドバイザーをやっていて、その話が出てきたので、「武田先生ご意見をどうぞ」と言ったから、僕は何と言ったかというと、「高齢者は市民だから対策はいけません。」と言ったんです。

高齢者は自分で生きていけます。だからもっと働きやすい場所、定年がまず早い、健康な人は働けばいい。

それから、若い人で健康じゃない人もいるんだから、それはみんなで救ってあげなければいけない。

年で決めるんじゃないですよ。

だって、高齢者は僕みたいに元気で働いているとゼロ円、・・・・・・。

僕は動けなくなったら月39万ですよ。

じゃあ人生を捨てて動けなくなった方がいいかというと、そうじゃありませんよ。

人間というのは自分の体力の範囲で働いて、少しでも社会に貢献しながら生きて行く

それが人間ですよ。

だから人間としての健康を捨てろ、人間としての生きがいとか、そういったものを捨てろと、

何しろお前らは政府とかそういう人たちの命令に従えと、というふうな社会に全部なってるわけです。

 

一人一人が「人生の夢」を実現する時、一番力が出る

 

教育もそうですね。

教育、参政党はいろんな人が言われているけど。

小学校の児童というのは本当かわいそうなんですよ。

6年間で算数の嫌いな子供がお母さんに怒られて分数の計算。

国の嫌いな子供がお母さんに怒られて漢字の練習ですよ。

これを6年間やったらね、勉強が嫌になりますよ。

それで今は全部が計算ができていて、算数の好きな子供に算数、国語の好きな子供に国語、ピアノはピアノで充分に日本の発展ができるんです。

国が発展するということは、一番最初に言いましたように、一人一人の人が自分の人生の夢を実現する時に一番力が出るんですよ。

嫌々やっている仕事なんか力が出ないんですよ。

まあ、もちろん、コロナで飲食店大変だったのでお金が少しいくのがしょうがない。

だけど本当はひとりひとりが毎日働いて、少しでも自分で働いて自分の人生を全うしながら生きて行くというのが本筋なんです。

 

子供・孫が就職する場所がなくなる

 

これをやらないと、日本がどんどんどんどん衰退して、電気産業はない、電子産業はない、自動車産業はないわけですから、我々の孫はどこに就職するというんですか?

もう就職する場所は無いんですよ。

もう計算上も出ているんです。

今、前の30年は10倍増えたでしょ。

今の30年は同じでしょ。

これから下がっていくんですよ。

就職するところがなくなっちゃうんです。

自動車会社と電子会社と電気会社がいなくなったら、英語教育なんかしたって何の役にも立たないですよ。

そうすると僕らの孫はね、全部、中国のコンビニに勤めに行かなければならないというふうになっているんですよ、今。

そんなみじめな生活を孫にさせるのは僕は忍びないですね。

 

「属国」と、日本人の「プライド」

 

僕自身もそうですよ。

僕は戦中生まれだから、生まれた時は大日本帝国、栄光の大日本帝国の国民として生まれたけども多分死ぬ時はアメリカの属国ですよ。

今、日本はアメリカの属国じゃないですか。

トランプ大統領も、バイデン大統領も、日本に来る時にどこに着陸したと思いますか?

横田基地じゃないですか!

そんな国で僕らはプライドを持って国が繁栄できるはずがないですよ。

それはね、日本がGDPで世界の3位、自衛隊の軍事力は世界で5位、人は非常にレベルも高くて団結心も強い、この国が、なんで世界でひとつだけ、外国の軍隊に守ってもらわなければいけないんですか?

そんなことは全然ありません。

 

日本人が明るく生き、発展できる国に

 

だからここのやっぱり日本人がもう一度考えて、今の自民党政治はよかったけれども、もう30年失敗している。

民主党か何かで野党も全部失敗している

失敗している時にそういうことをしちゃいけないと言うことですよ。

新しく、日本が、日本人が明るく発展できる、子どもを明るく生きる

ご婦人も自分の夢がかなえられる

お母さんというのは、24時間365日労働ですから、それで文句も言わない。

こんなに偉い人っていませんよ。

だから、あの兵隊が死ぬ時に、兵隊が死ぬときは、天皇陛下、今日は時間がかかっちゃうからしませんが、天皇陛下非常に大切ですから。

天皇陛下がおられたからこそ、日本は2000年間平和で、しかも対外戦争は主要国では日本が一番少ないんですから、それもそうなんです。

兵士が死ぬときには二つしか言わないんですよ。

二人しか思い浮かばないんです。

天皇陛下万歳とお母さんありがとうなんです。

残念ながらお父さんありがとうと言って欲しいんだけども言わない。(笑)(笑)

お父さんも裏では頑張っているんだけどもね。

頑張ってるんだけども、お母さんありがとうというのは正しいんですよ。

それが、日本の概念なんです。

 

日本人の「偉い人」とは「かけがえのない人」

 

そのお母さんが忙しく走り回って、給料2分の1もしくは自分の子供を育てようとしたら、収入が40万円が0になってしまう。

自分で育てたいと思ったら、収入が40万円減る、じゃあ、ちょっとできませんと、こういう社会なんです。

それは子供にとっても高齢者にとってもみんなそうなんです。

なぜそうかというと、日本の政府というか、政治家というのは偉いと思っているからです。

日本以外の国、中国からギリシャから、ヨーロッパからアメリカから、全部力ずく社会なんです。

平均的な人より力が強い方が、権力があったり、腕力が強かったりする人が偉い人。

お金が多い方が偉い人、知恵が多い方が偉いと考えるのは、中国とかヨーロッパなんです。

日本じゃないんです。

日本人が偉い人というのはどういう人かというと、「かけがえのない人」

その人が「いないと困る人」なんです。

だから、かけがいがない人とその人が居ないと困る人。

例えば天皇陛下、日本をまとめるには天皇陛下が必要だ。

だから天皇陛下ができてから1500年も経って、織田信長という人が権力があって金もある人が、京都の御所に天皇陛下に会いに行くでしょう。

天皇陛下は権力はない、軍隊もない、お金もない。

それなのに織田信長は天皇陛下に平服して「ははあ~」と言ったんです。

それはなぜかと言うと、ほかの国は全部殺されます。

新しい権力者に殺される。

でも日本人は絶対殺さない。

 

日本は「力ずくではない社会」を作った

 

それ、日本人が、力ずくの社会じゃないものを作った

力ずくではない、力はあるから、金があるから、知恵があるからって、人間が偉いんじゃない。

人間はその人がいないと困る、その人が一番偉いんだ。

だから、お母さんがありがとうになるんです。

お母さんがいないと翌日にも困るんです。

赤ちゃんもひもじいわけです。

僕なんかいなくたって銀行振込があればいいんですよ。

僕は銀行振り込みですよ。(笑)(笑)

それ、銀行振込じゃねえ、兵隊も死ぬときに思い浮かべませんよ。

この社会は非常に幸福で、この国は戦争もなく、そういう社会をつくってきた。

だからそこに戻せばいい

 

士農工商:「職業」で考えた制度

 

戻すためにまずね、江戸時代の「士農工商」のように。

「士農工商」という制度はね、皆さんは多分、小学校の頃、間違って教えてもらっていると思うけども、あれは身分制度じゃないんです。

職業でどう考えるかという制度なんです。

権限のある侍は、お金を持てないんですよ。

権力とお金はすぐくっつくから、だから持たないんです。

米を供給するんです。

それで、士農工商の商はね、商売人は一応下賤だと言うんですけど、本当は大切ですよ。

金を扱うけど、制度を作れないし、規制もできない。

それはどうしてかと言えば、権力とお金がくっつくとろくな事ないですよ。

 

「権力」に「金」がつくとダメになる

 

今の自民党政治がまさにそうなんです。

だからダメになる。

人間の心が弱いから、どうしても制度的に、権力に金がついてくるとそっちになっちゃうんですよ。

それをいくら非難したってなくならないんです。

だから一番いいのは、僕が思うには、僕が力を持てるかどうか分からないけれども、やはり政治家にはお金を渡さない

給料はないか、鰹ぐらいでいいじゃないですか。

鰹ぐらいを渡すと、それ腐っちゃうから自分で食べる分しか取れない。

それとも、もしくはこれもいいかもしれない。

国会議員はね、日本人の平均賃金を渡す

460万、四人家族で

だから、自分が良い政治をして国民の平均賃金が上がったら自分も上がる。

県会議員は愛知県の収入が上がったら上がる。

市会議員はその市の収入が上がったら上がる。

これにしたらね、みんな自分の利益のために取らないで、それでやりますよ。

 

かつての「日本」、豊かな生活を

 

それはね、時間来まして、つまりね、人間の弱さを発揮できるような、悪い事が発揮できるような制度じゃなくて。

日本の制度というのは、それをよく考えて、それを克服する制度を今までつくってきた。

そこに戻れば。

 

僕は、この前どっかの雑誌社にね、

「もう日本は戻れないんじゃないですか?」

「戻れる!」

って言ったんです。

 

今、腐敗している人たち、もう日本から離れて、「金だけあればいいや」と言った人たちは、上のごく一部なんですよ。

東大出て官僚出て、金がある人とか、そういう人達だけなんです。

一般の人たちまだまだ、日本人の心があって、真面目な仕事をし、自分がもらえるだけもらって、家族と楽しく生活しようと思ってる。

これがもう1億人ですよ。

この間に早くかつての日本に戻して、そして豊かな生活をしなければいけない。

もしも1990年、日本政府が正しくしていたなら、今アメリカはね、1990年に対して、収入が三倍になってるんですよ。

ということは、私たちは430万じゃなくて、1300万の年俸をもらってるんです。

だから政治は怖いんですよ。

我々はそこを失敗したから460万のまま、しかも消費税が10%増えて苦しんでいるじゃないですか。

 

子供・孫のために、今は政治を変えなければいけない

 

このまま我々が子供とか孫に引き継いだら、孫と子供がもっと苦しむんですよ。

だから僕は、この齢になって全然参議院なるか立つつもりなかったんだけども、一応立って。

これが非常に重要な今度は時なんです、と思っているんです。

この間の参議院選挙で自民党に投票した人が有権者の6人に1人なんですよ。

6人に1人で過半数が取れるシステムなんですよ。

そういうシステムになってるんです。

だから我々参政党もある程度の議席を取れるはずなんです。

だからぜひ、ここにおられる方々、自分たちの子供、孫のために、一つ今は政治を変えなければいけないと思ってもらいたいと私は思います。

時間を超過しまして、失礼しました。