■7月7日(木)🎋
ずいぶんとサボっていたブログですが
今日、うれしいことがあったので
久しぶりに書いてみようと思います。
私の母は今年の2月から入院しているの
ですが、コロナのせいで面会制限があり
5ヶ月間会えないままでした。
私は一人っ子なので、結婚しているにも
かかわらず同居して母の介護をしながら
仕事と家事もどうにか続けていました。
しかし、主人の病気や自分の体調不良も
あって悩みに悩んだ末に、母を病院で
預かってもらうことにしたのです。
施設も申し込んでいますが、入居待ちで
いつになるか分かりません。
ディサービスに行くのをとても楽しみに
していた母。私は自分が楽をするために
母の楽しみを奪い病院のベッドで寝て
ばかりの生活にさせてしまいました。
母を捨てるようなことをしてしまった
自分に後ろめたい気持ちでこの5ヶ月間
過ごしてきました。
5ヶ月も会えてないので、認知症が進んで
私のことを忘れてしまったのではないか、
会いにもこない私に怒ってるかもしれない
そんなことばかり考えて過ごす毎日。
最近は羽生くんのことにも興味が薄れて
しまい、録画したアイスショーも観る
気持ちにもなれませんでした。
そして、今日。
病院に入院代を支払いに行き、先生と話を
していたら、お顔見て帰られますか？
と先生が言ってくれて、5ヶ月ぶりに
ドアの入り口から母の顔を見ることが
できました。
看護師さんが、誰か分かるかなぁ？と
母に聞くと、母は私の顔を見てすぐに
名前を呼んでくれたのです。
母は忘れてなかった、覚えていてくれた
私は涙が止まりませんでした。
そして母は、会えたことがうれしいと
私にも看護師さんにも言っていました。
近くで母の手を握って、私もうれしいと
言いたかったなぁ・・・
お母さん、ごめんね。
お母さん、ありがとう。
織姫と彦星のように
母とやっと会えた七夕の今日。
瞼を閉じると、母の顔と声が浮かびます。
今夜はいつもより少しだけ救われた気分で
眠れそうです
