ご訪問ありがとうございます。

長文になりますが、最後までお付き合いください。


本日紹介しますのは、そして誰もいなくなったです。


パロディも多くされている、ミステリー名作の一つです。


タイトルはそして誰もいなくなった。

クローズドサークル系のミステリーで、孤立した島の館で客や従業員が次々と殺されていく話です。殺され方も凝っていて、数え歌に準えて殺されていきます。


著者はアガサクリスティ。

ミステリー界の巨匠ですね。

以前紹介したオリエント急行殺人事件と同じ作者です。


私が読んだ本の発行年度は2010年。

比較的最近翻訳し直された本でした。


ページ数は382ページ。

文庫本としては少々多めです。

アガサクリスティの作品はページ数が多めの作品が多いので、彼女の作品の中では一般なページ数です。


以下感想です。

この作品はかなり有名ですね。タイトルだけなら知っている方も多いのではないでしょうか?パロディやオマージュされることも多いです。

私もなんとなくのあらすじや結末は知っている状態で読みました。

ネタバレを知った状態で読んでもすごく面白かったです。

続きが気になって、一気読みしてしまい、昼食を食べ損ねてしまいました。

なんとなく犯人に目星をつけながら読んだのですが、予想は裏切られ続けました。

事件パートと犯人の告白パートに分かれているのですが、告白パートの最後まで犯人はわかりませんでした。

この話自体は戦前に書かれていますが、現代の言葉遣いに書き直されていたので、すごく読みやすかったです。

個人的にはオリエント急行殺人事件よりも気に入りました。

手元に置いて時折読み返したいと思える作品でした。


以下総括です。

タイトル: そして誰もいなくなった

著者: アガサクリスティ

発行年度: 2010年

個人的な感想: 是非読んで欲しい作品。ネタバレを知っていても引き込まれる。館に着くまでが少し単調だが、そこから先はジェットコースターのように事が進む。ページ数は多めだが読みやすいので、読者嫌いの人にも読んで欲しい。


お付き合い頂きありがとうございました。