前回メスゴリラばりの力技でバイクを引き起こしさせた私は
意気揚々と第一段階教習に望みました。
クラッチ、ギアチェンジの仕方は口頭やタンデム中に
旦那に事細かに教えて貰っていたので問題ないだろうと踏んでいました
この時までは、、、
前回同様に引き起こしの練習に加え
取り回しの練習をしました。
車体を身体で支えながら動かします。
これが中々腕に負荷を掛けてきます。
明日は筋肉痛だよ早く乗せてくれと思う私に教官が
「これからバイクを引きながら二輪の専用コースへ向かいます」
ん??なんだって?今なんて言ったこのお兄さん(結構若めの教官でした)
二輪の車庫から専用コースまでは場内を通過し
おおよそ200mはあるだろう道のりが私の上腕二頭筋に負荷を掛けます。
そんな険しい拷問のような距離を歩んだのちに
やっとハンドルから手を離すことが出来ました。
二輪専用コースの隅にバイクを置きセンタースタンドの練習です。
こちらも引き起こしのテストの際にやらせて頂いたので問題なく、、
進むわけもなかったんですね。そう甘くはないです。
センタースタンドからバイクを下す際にブレーキのタイミングがずれ
記念すべき初こかしを経験しました。びっくりした~。
センタースタンドはバイクをスタンドから降ろした瞬間に
タイミングよくフロントブレーキを掛けないと
勢いが付いているので支えきれず転倒に繋がってしまいます。
今時センタースタンドなんて見ねえよなんて思っていたのは内緒です。
散々痛めつけていた腕と脚を酷使し引き起こしのおさらいをします。
さすがにメスゴリラでもしんどいものがあります。
少々教官に手心を加えて頂きながら引き起こしをし
センタースタンドを立てた状態での乗車をします。
エンジンの掛け方、ブレーキの位置などをさらっと教えて貰い
ギアチェンジの仕方を学習したのちに、いよいよ走行です。
専用コースをくるくるとひたすらに走行します。
1速と2速での走行、アクセルは全く捻らず
エンブレで進んでいました。
ひええ~怖いよおおお速いよおお~(時速8kmくらい)
そしてその時は突然にやってきます。
コーナーを曲がり切れずにチキった私は
ブレーキをガン握りしてしまいました。
すると見事にエンスト⇒支えきれない⇒転倒
と華麗なエンストゴケをかましてしまいました。
本日2度目のこかしです。教官ごめんなさい~!
「大丈夫?怪我無い?」と私の声を掛けつつも
目線はバイクへ向いています。
引き起こしをしてから傷やエンジン始動の確認をしてもらいます。
ああ、これから何度転ぶんだろうか、、、
そんなことを思いつつも時間が来てしまったので
その日の教習は終了となりました。
自宅に帰ってからは旦那に全てを話し
コーナーを曲がり切れない要因である進む方向の目線
ブレーキをすぐにガン握りしてしまう要因のチキり加減を
指摘されたのですが頭で考えるより
体で覚える派のメスゴリラはあまり旦那の指摘する意味が
理解できていませんでした。あの頃は。ゴメンナサイ
余談ですが、案の定腕は全治3日の筋肉痛でした(笑)
筋トレしないとなあ、アラサーだからなあ(当時25歳)
と歳が身に染みた教習でした。