本日はスペイン&フランス旅の体験記の続きを書きます。
~南仏ニースからマルセイユへ移動~
3日目午後、エズ駅からニース・ヴィル駅に移動した私達は、その足でニースのホテルに戻りスーツケースを持って再びマルセイユへ向かいました。
マルセイユ行きに乗ったけど、荷物をピックアップしに行かなきゃいけなくて一旦降りました。
ニースでは初めて国鉄SNCFの駅を利用したので初めて通る街並みを歩けて良かった。
南仏はもうなんだかクリスマス一色です。早い。
エズ村で予定以上の時間を費やしてしまったため、マルセイユに着くのはアイテナリーよりも2時間ほど遅れそう。
その上、予定していた後発の電車が突然キャンセルになり、駅のスタッフに聞いて乗った電車でフランス語の放送が流れている。
フランス語は全く分からないから何を言っているのかわからないが、何人かスーツケースを持った人たちが電車を降りていた。
まりこちゃんが怪訝に思って、近くの人に聞きに行ってくれると、この電車はマルセイユへは行かないとのこと。
慌てて電車を飛び降り、次の電車に乗り換えた。
ニースからマルセイユまでは電車で3時間弱ですからね。
電車を間違えると大変なことに!!
フランスの国鉄では突然変更もよくあることみたいなので気をつけた方がいいのかもしれません。
こういう時3人いると安心です。
みんな気になるところが違うから、その異なる気付きが全部大事だったりする。
電車に揺られているうちに辺りは真っ暗になって、その前に沈んでいく夕陽も電車の中から見ました。
結局マルセイユについたのは、19時過ぎ。
マルセイユは治安が良くないから早めに着いた方がいいんじゃないってnoeちゃんが心配してたけど、本当にちょっと怪しげな人達が大きい駅に溜まっていました。
真っ暗の中駅近くに取ったホテルを探し、辿りついたのはもう20時近く。
マルセイユでは絶対名物のブイヤベースを食べると決めてきた私達だったけど、あまりにも遅く着いたためそれどころではなくなり、ホテルのフロントスタッフにこの周辺のお勧めのレストランを聞いて、まっすぐそこへ行きました。
カルマ回収旅ではいつもごはんよりエネルギー漬けの方を優先してしまうので、ちゃんとごはんが食べられるだけで本当はありがたいのです!
大きい駅の通りの向こうにあったレストランはイタリアンでした。
そのお店にはユーモアたっぷりの親切なオジサンがいて、色々教えてくれた。
この旅ではみんなでシェアする事が多いからいろんな種類が食べられて食事が楽しい。
お腹がいっぱいになったけど一口だけデザートが食べたくてみんなでシェアするつもりでクレームブリュレを1つだけ追加オーダーしたら、オジサンが何やらカウンターで忙しそうにしているのがチラッと見えた。
そこで運ばれてきたのは、オジサンがサービスで作ってくれたというスペシャルデザートが3皿!
気持ちは嬉しいし、ルンルンしたいところだけど、惜しくももう22時。
22時からこのガッツリデザート食べるって!!ちょっぴり迷惑。明日も朝早いのに消化が間に合うかな?
心優しい2人は申し訳なくて・・って全部食べていたけど、私はクレームブリュレ以外はほぼ残した。
残念そうな表情をしたオジサンにデザートを絶賛すると、オジサンは大喜びで
「アイノー ユーライク!」って自慢げに言ってた。
ホテルに戻って部屋を浄化してから寝ました。
一日長くてたくさん歩いて疲れたけどいろんなことが起こって楽しかった。
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