さいきん・・というか前々から薄々はどこか感じていたのかもしれませんが、どうも自分はどんどん需要のない方向に向かってるんだなぁと。
もうこれは病気みたいなもんだと思うしかないですが、愛情と言えばいいのか、人に関する考え方と言えばいいのか、
そうですね・・例えばとても大切に思う人がいたとします。
人としてでも、恋する相手としてでもいいのですが、そういった相手の幸せを願う、幸せに繋げる・・と考えた時に、自分のそこでの役割、もしくは願いとしての部分・・
相手がより先に進めたり幸せになれる未来を考えた時、自分ができること、自分では力及ばずなこと、場合によっては自分が障害になることってあると思うんです。
人間は万能ではないので、できること出来ないことはあります。
そして、できるのにできないことみたいな辛いこともあったりします。
うーん、少し話が重くなるのですが、自分が相手の為にならない時ってのを昔からよく考えます。
そうですね・・すでにじきも過ぎ去った七夕の話を例えにしてみると、織姫と彦星はとても愛し合っている二人でしたが、それに溺れ怠け者になってしまったために引き離されてしまった。
たんに恋する気持ちだけを考えれば2人が間違いだとは思いません。
けど、本当に相手の為に何ができるか?と考えてしまうと、たがいに依存してしまうことで、その人が駄目になってしまうという側面もある。
自分自身そんなに誰かに好かれたことがあるのかというと、どうだかわかりませんが、少なくともそうならないことを願う部分があります。
正直気持ち的なことを考えると矛盾する部分ではあると思うのですが、残念ながら今自分が関わる未来が必ずしも幸せな未来とも限らない。
人には独占欲というのもあって、自分にも根っこの部分ではそういうものがあります。
そう・・特に恋愛であれば、自分が大切に思う相手が自分のほうを振り向いてくれてともにいてくれるのであれば、それを他人に渡したくないと思うのでしょう。
けれど、それが相手を不幸にしないか?という思いもあります。
これは、自分自身だけでなく、いろんな人のいろんな人生の一端を見たり、また世の中のニュースや何かで不幸な事件を見聞きする中でも思うことなのですが、恋する気持ちが相手を苦しめることもあったりします。
わかりやすいところでいえば、ストーカーだとか、恋愛のもつれからの事件だとか、そういうのもありますが、自分の思いに囚われて相手のことが見えなくなることの弊害ってのは実際にあると思います。
逆のパターンもそれは言えて、例えば自分のいうことが100%になってしまう相手がいたとしたら、その人は自らの判断力を失っていて自分に依存するだけの人になってしまいます。
確かにそれが継続できれば幸せだともいえるのですが、その人自身にもっと輝ける要素があって、それを本人も望んでいたはずだったのに・・となれば、誰がそれを止めてしまったのか?ということになります。
織姫と彦星はちょうどその感じだと思いますが、2人がそれでよくて生活が成り立つのなら2人の共にあり続ける人生として、それも幸せの形としてはありだと思います。
ありだとは思いますが、なかなかそこまでの状況はない・・。
盲目的な恋は、それが続けば幸せですが、途中で覚めてしまったり、どちらかが失われた時に、その後の人生を幸せに過ごせるのかな・・という気がしてしまうのです。
自分がちゃんとみていれば大丈夫。
そういえればいいのですが、相手が幻想の世界にいれば、それが覚めた時に辛い現実が待っている場合もあります。
そのとき相手が違う道を選択しても送り出せるのか?
そう考えた時、やっぱり自分はそれを想定せずにはいられないのです。
相手を一生支えるつもりで自分がいても、それがかなう場合とかなわない場合があります。
今自分がすることが仮に正しくても、相手の未来においてどういう作用があるかはわかりません。
そんなのはどんなことでもそうなので、考えても仕方ないのかもしれませんが、こちらが勝手にかかわってる場合とかは特にそのことを考えてしまう自分がいます。
仮に互いに共にあることを望み、その関係性を続けることで思いが共通しているのならある程度は話も変わってきます。
例えば、結婚のように、共にあることを続けるつもりであるのなら、自分じゃダメとか、力になれないとかいう段階ではないので。
別に結婚に限らずとも、
互いに、この人とはこの先もずっとかかわっていきたいという思いを伝える気持ちのある相手であれば、それは人生の2人3脚のようなもので、成功も失敗も含めて互いに何かをしていく関係なのかな?と思います。
ただ、こういうことってなかなか言葉にしないし、
どちらかというと今の世の中のそういうのって、
2人であることありきで、だからこうすべきの順番になっていて、
こう思うから共に歩もうとは逆になっているのかなぁと・・。
そういう意味で、自分の考えってどんどん需要ないほうに進んでいて、
カッコよく俺についてこいみたいなことも言わなければ、
君を独占したいとも言わないし、
そういう引っ張るようなカッコよさとは真逆の方向に向かっているなぁと・・。
そんな人間を選ぶ人なんてまずいないので、自分は多摩ぁに役立つ不思議な人ぐらいの人生を歩んでいます。(笑汗)
でもね、例えそうでも、本当に大切な人の為でありたいとは思うのです。
まぁ身勝手な気持ちの本音は自分のほうを向いて。なんでしょうけど、向いた顔が悲しい顔なら結局は意味がないので・・。
だったら、そんな相手とバイバイってことになってでも、相手の役に立つ何かを残したい・・と、そう思ってしまうダメな人間です。
もちろん相手が本当に必要だというのなら、本当にそれがその人の為ならば、さよならはしませんが・・。