その後 | 突然、父が膵臓がんになった

突然、父が膵臓がんになった

元気だった父が膵臓がんに。
余命半年だそうです。

1年過ぎても生きています!

父は開腹手術を受けましたが、腹膜播種が確認され、手術は中止となりました。

残念な結果でしたが、今後は抗がん剤による延命治療を行うことになります。

もともと父は「延命のためだけの治療は望まない」と話していたため、再び抗がん剤治療を受けてくれるか心配でしたが、今回も抗がん剤を続けてくれることになりました。


よかったです。

少しでも長く生きていてほしいですから。

次の抗がん剤「オニバイド」が効いてくれますように。

現在は初回投与のため、4日ほどの入院となっています。


 

私自身のことになりますが、3人いる子どものうち、真ん中の次男(小学6年生)が不整脈の一種である発作性上室性頻拍と診断され、今度カテーテル手術を受けることになりました。


学校で発作が起こり、「脈拍が180もあります」と連絡を受け、学校から救急車で運ばれる事態になりました。

しかも運悪くそれが運動会の前日で、小学校最後の運動会には出られませんでした。

 

その5日後にも学校から「この前と同じ症状です」と連絡があり、再び病院へ。

繰り返し発作が起こっているため、カテーテルアブレーションを勧められ、手術を受けることになりました。


これまでにも「お腹が痛い」「気持ち悪い」と訴えることが時々ありましたが、

「大丈夫?安静にしてて」と声をかけて様子を見ていると、しばらくして「もう大丈夫」と言うので、胃腸が少し弱いのかなと思っていました。

まさか不整脈だとは気づきませんでした。

よく聞くと、小学3年生くらいの頃から同じようなことがあったようで、短時間でおさまっていた症状が徐々に長引くようになっていたとのことでした。



この子はナッツアレルギーもあり、初めてナッツを食べた時には顔が腫れ、全身に蕁麻疹が出て嘔吐を繰り返し、「息ができない」と言って救急搬送されたこともあります。


本当に、なんでこの子ばかりと思うほど、かわいそうです。


そんなこともあって、最近は実家に行けていませんが、母から聞いたところによると、父はあまり食事が取れていないようで心配です。

体調が良くない中でも、次男のことをとても心配して何度も電話をくれました。


「体調どう?」と聞くと、

自分のことはいいから、しっかり見てやってくれ。心配だな、かわいそうにな」

と、孫のことばかり気にかけてくれていました。


息子が救急車で運ばれた日は、クラスで泣き出す子もいたそうで、たくさんの心配の声がありました。

と先生が教えてくれました。


帰宅後、家の前には男の子が2人、息子に手紙を持って会いに来てくれていて、本当に嬉しかったです。

見てはいけないと思いつつ、こっそり手紙を読んだら涙が出ました。


その優しい気持ちに胸が温かくなりました。

人を思いやる気持ちを行動で示せる子どもたちを見て、私自身も学ばされました。


人を思いやる気持ち、大切ですね。

こうやってすぐ行動に移せるのはすごいことだと、子どもたちから学びました。


考えたくはありませんが、父との時間も限られています。

私もこれからは、素直に思いを伝えたり、感謝を言葉にしていこうと思います。