窓からふと空をみあげると



そこにはもくもくと 



輝くような白い雲があった



雲が語りかけてくるよう



そんな気がしてみつめていた



雲はみるみる形をかえ



少しのぞいていた
青い空までおおいつくし



空一面淡いグレーにかわった…





わたしは静かに耳をすませ



その声なき声



地球の響きに心をあわせた…







浅はかだったのか…



わくわくしながら
この星に降り立つものの

 

私はここにきてから



すっかり大きな悲しみに
のみこまれていた



だけど同時に



小さなわたしを癒すものが



ここにはあった



土の匂い
草花の清々しさ
チャーミングな虫
優しい風
そして変わりゆく雲



その響きに
心をあわせることで



わたしは励まされ
勇気をもらった




淡いグレーの空をみながら
そんなことを思い出していた




わたしはこの星が
大好きだ

 


そしてこの星に宿るもの
すべてが好き

 


わたしの中から
いとおしさが溢れてきて




咽ぶように泣いた




泣いて泣いて

 


泣きつくしたわたしは




大きく大きく透明になって

 


この星を抱きしめた




愛してるよテラ(地球)




愛してるよ




抱きしめてるようで
抱きしめられている




今日もたくさんの
愛をうけとり




すっかり
満たされていた










あらゆる命を生み育てて
くださる地球さん




ありがとう




mari