ちょっと話ぶった切ります。

今も私の携帯の待ち受けはチビ太の写真であります。

したつもりがないのに、いつの間にかスクショされていて

定期的に写真が上がるので

まるでチビ太が忘れないで、と言っているように感じる。

忘れるもんか、愛してるよチビ太♡

で、その愛するチビ太の子供たち。

もう見分けがつかない6匹が元気いっぱい生まれました。

我が家の一世代を担いました。

小さなチビ太と標準体型のスモモから生まれた6匹ですが

育つにつれて色々違いが出てきました。

例えば

同じ時期の写真ですが、こちらはミニー

ミニーはチビ太に似て小さな子でしたから、これで成人の頃です。

そしてその姉妹であるジャイ子ことおじゃ

でーん

「吾輩はジャイ子であるがなにか」

同じ容器に入っていてもいっぱいいっぱい(￣▽￣;)

どうしてこんなに差がつくのか、と思うぐらい

おじゃと小麦は巨大だった。

この2匹を称してダイエットシスターズと呼んでいた。

これは晩年ですが、年老いても上からアングルでこんな感じ。

左上のおじゃだけが巨大でありました。

ちなみに彼女の名前の由来は

見た目の威圧感と貫禄がいかにも俺様風であったので

でも女の子だったのでジャイ子となっておりましたｗ

性格も見事なまでのオラオラでありました。

でかい上に気性の荒い噛み子だったので直接手を触れる事はできませんが

こうやって人間と遊べるぐらいには成長してくれました。

ちなみに最高体重94グラム、実にジャンガリアンハムスターの平均の

倍近い(￣▽￣;)

とても同じ種族だとは思えないぐらい縦も横も大きかった。

何故チビ太の遺伝子がこのようになるのか謎であった。

それでも歳を取ると穏やかになっていくのは人間もハムスターも同じ。

誰よりも大きく強く貫禄のあったおじゃも、段々とおとなしくなりました。

チビ太の子供たちはそんなに長生きしてくれませんでしたが

おじゃは最後まで頑張ってくれました。

まあその性質から結婚して子供を、と言うキャラでもなかったし

盛りがつかない子だったので、そのため穏やかに生きられたのかもしれません。

組み合わせとか遺伝的な事もあるんでしょうけど

チビ太が2歳7か月と言う長寿だったと言うのに、同じ環境で暮らしても子供たちは老化が早かったです。

おじゃは1歳9か月、その中でも長生きしてくれました。

でも2歳前でもうすっかりおばあちゃんと言う感じになりました。

前日食事をしていなかったので心配していたのですが

その日私の出勤前に様子を見ると、もう辛うじて息をしているような感じで

これはもう長くないな、と思いました。

息苦しそうなおじゃを見て、かまっても可哀そうな感じで

せめて寒くないように、と部屋を暖かくして出かけました。

仕事から帰ると、やっぱりおじゃは静かに息を引き取っていました。

でも最後にご飯を食べたらしく、お皿から食べ物が減っていました。

おじゃはホントに老衰と言う感じで静かに逝きました。

その体に触れてみると、まだうっすら温かく柔らかかった。

しかもね

頬袋を食べ物でパンパンにしてｗ

おじゃはね、食パンが大好きだったんですよ。

食べ過ぎると塩分や肥満が心配だったので少ししかあげられませんでしたが

もういっぱい食べていいよ、て

たくさん持たせてあげました。

その体格に見合った食欲旺盛な子だったので

最後の時まで食べ物をしっかり確保していたようです。

「お土産だ～」

とばかり、たっぷりと食べ物を詰め込んでふっくらしたほっぺで

おじゃは静かに眠っていました。

貫禄たっぷりの見た目と気性で、親人間派ではなかったジャイ子。

6匹居ても個性はそれぞれ、彼女は

「吾輩はジャイ子、私のことはほっといて」

と言う生涯を貫きました。

それでも一世代の最後を立派に勤め、みんなへのお土産をたっぷり携えて

チビ太の最後の子供は家族の元へ旅立っていきました。

一つの時代は終わり

次の世代に受け継がれています。

最後まで頑張ってくれてありがとう、おじゃ。

みんなにお土産、しっかり渡してあげてね。

私の作った最後のご飯

一杯持って行ってくれて嬉しかったよ。

ジャイ子　享年1歳9か月

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