ここではDuke Universityの経営大学院であるFuqua School of Businessについて、2回に分けて記載しています。
1回目は以下のリンクからご参照ください。
まずはGEMBA Admissionについて述べる。
Fuquaとしては、international studentを確保したいようで、日本に対するappetiteも強い。これはprospective studentsにとっては良いことで、比較的admissionが狙いやすいのではと考える。
日本ではHarvard, Stanford, MIT, Brown, Yale, UCLAなどの知名度は高いが、Duke University, Chicago University, University of Pennsylvania, University of Michigan (B-SchoolはRoss), Cornell (B-ShcoolはJohnson), University of Virginia (B-SchoolはDarden)など、日本ではあまり知られていないGlobal top rankの大学は米国に多くある。米国は広いのだ。どれも東大・京大よりも国際競争力は高い。個人的にはDaytime MBAよりもEMBAの方が、比較的entry barrierは低いのではと想像するので(もちろん決して容易ではない)、是非、多くの人にチャレンジしてもらいたい。
Fuqua GEMBA admissionにおいては、EAなどのスコアも重要だが、それ以上にコホートへ貢献できるdistinct/unique value、globalな経験、そして何よりも他者への尊敬・貢献を重視する姿勢が重視されていると見受けられる。私の例で言えば、米国に駐在した経験、欧州地域を中心とした臨床試験遂行業務を通した現地との交流経験、そして何よりもFuqua alumniとの交流とrecommendation letterが効果的であったと想像する。MBAに限らず、目標とする組織に所属する人たちとから直接話を聞くということは、双方のマッチングにとって極めて重要だ。
そしてTeam Fuquaについて。
Duke/Fuquaについて調べてみると、このTeam Fuquaというフレーズをよく聞くと思う。これはFuquaがteam work, team contributionを重視していることを象徴している。
実際、Duke MBAはteamで進められる。GEMBAではTerm 1 kick-offの少し前にteam assignmentが知らされ、Term 1 residencyの中で結構タフなアスレチックを通してteamworkを醸成する (WEMBAでも同様のactivityがあったらしい)。Term 1-2を1つのteam、change overを経て、Term 3-4を別のteam構成で進める。また、team assignmentも多くあり、team write-upも2, 3 pagesのあっさりしたものから、10 page程度のmarketing projectやstrategy recommendationなど様々だ。Teamは概ね5-6名であり、GEMBA program teamが彼らの裁量で決定する。各人のbackgroundやコホート内の人員交流などを配慮した上で決定しているようだが、そのレシピは知らされていない。途中でチームを変更することはできず、著しいconflictが生じた場合は、program teamも介入の上でdiscussionを通じてconflict解消に努めることとなる。ここでもteamworkが試される。幸い私はteam memberにとても恵まれていて、問題のある事態には全くならなかったが、稀にそのようなケースもあるようだ。
海外大学院のMBAは一生に一度の大きな投資・決断だ。ハードルは決して低くないし、学費に躊躇することも当然だ。だが、絶対にその価値はあるし、プログラムを経て、世界の見方が変わっていくことを実感する。加えて、その効果は自身の子供にもポジティブな影響をもたらすものだと強く確信している。
日本と海外、欧州と米国など、B-SchoolやMBAプログラムについて不毛な優劣をつけるつもりは毛頭ないし、そんなことは無意味だ。個々人の価値観やキャリアプランに基づいて大学院の選択、それ以前にそもそもMBAを取得するかどうかを決定すれば良い。他人がどう言おうが、そんなものはただのノイズだ。あなたの人生は誰のものでもない、あなたのものだ。
一概に価格だけで決めるようなことはしない方が良いと思うし、トライしたいという気持ちは大切にした方が良いと思う。それでも途中で努力を続けられないのであれば、それはその程度の気持ちしかなかったということではなかろうか。本気になれば、MBAに必要な言語の壁など超えられるし、GMAT/EAなど何とでもなる。
私は勇気を持ってcomfortable zoneを飛び出して行く30代・40代が増えていくことを強く望んでいる。この世代は既に家庭を築いていることもあり、更にそれがentry barrierを高くしていることも理解しているつもりだ(私も同じだから)。だが、繰り返すが、この投資はあなた自身だけでなく、間違いなく家族や特に子供にも良い影響をもたらす。勇気を持って世界をフィールドに活躍する人間が増えていくことを心から願っているし、私自身も自己研鑽を重ねていきたい。
