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アドラーの定説「人のストレスは人である」が

 

今になってシックリと理解出来るようになりました。

 

 

「いい人であろう」とか「いい人に見られたい」とか

 

表面的なモノ、体裁を繕おうと言う事が如何に無駄で

 

虚しいモノかを悟る年齢になったのだなと。

 

そしてそれを行って生きている人と関わるコトが

 

とても疲れるコトで、更には相手を傷つけたりするコトにもなる

 

ってコトをヒシヒシと感じる今日この頃です。

 

 

そんな今は、無理をしてまで自分を傷つける人とは

 

関わらない近寄らない、距離を取るコトに努力している感じかな。

 

以前は「嫁として」とか「いい嫁であろう」とか

 

「娘として」とか「母として」とか、色んなシガラミを

 

自分で自分に課していた。

 

それがストレスとなって自分を痛めつけていた。

 

 

「・・・として」なんて言う枠は、実は必要無くて

 

全てが人としてのスタンスだけでコト足りると気が付いた。

 

 

人として人をわざと傷つ付ける言動は、人道的ではないし。

 

自分の感情のコントロールが効かなくて、人に当たり散らすのも

 

違うと解るし、見っともない醜悪な行為だと感じる。

 

人を言動で攻撃したり、怒りを相手にぶつけるのは

 

自分の感情と向き合って原因解明が出来ていないからで

 

それは未発達な乳幼児と同じレベルであるコト。

 

 

自分の情緒をフラットに保って、自分が平穏な気分で居られる

 

努力をしていないと、ついつい人に険悪に接してしまうのも人間で

 

だからこそ不機嫌で険悪オーラを放っている人には

 

近づかないに限る。

 

人のご機嫌斜めに左右されるのは、理不尽で不愉快だものね。

 

 

と~っても嫌だと感じる人からは、無言で距離を取って逃げるのだけれど

 

この人、前は嫌な人じゃなかったのに・・・今は関わりたくないな・・・

 

と言う感じの人にするいい訳が、これまた難しい。

 

ハッキリ言えば、逆鱗に触れて逆切れされそうだし

 

相手の逆鱗に触れずに、上手く離れて居られるいい訳は

 

無いかな? どう言えば相手に納得してもらえるかな?と頭をひねる。

 

 

特に女の人は更年期と言う、情緒も体調も乱れる時期がある。

 

毎月の生理の前後も、感情の起伏が激しくなったりする。

 

自分で自分のご機嫌を調整する努力をする人と

 

他人に当たり散らして発散して終わる人がいる。

 

この時期に当たり散らされたら・・・たまったもんじゃない。(笑)

 

君子危うきに近寄らず、だ。

 

 

まぁ総じて、人に嫌味とか攻撃的言動をする人は

 

自分が楽しく過ごせて居ない人だ。

 

人が楽しくしているとヤッカム人だ。

 

名付けてヤッカミ星人。(笑)

 

あっちにもこっちにも、ウジャウジャ居るのがヤッカミ星人。

 

 

自分の不調を言葉にして、伝える自覚する事は大切で。

 

私の機嫌を気にする娘には、いつも原因を言葉にして伝える。

 

それは幼児の頃からで「ママ、怒ってる?」と機嫌を伺うから

 

「怒って無いよ~、今 疲れててイライラしてるだけだから

 

そっとしておいてね」とか

 

「今、具合が悪くてニコニコ出来ないから休ませてね」とか

 

キミのせいじゃないよ、って伝える。

 

母親だって人間、いつもいつもニコニコな顔で居られる訳じゃないけれど

 

その場の雰囲気を悪くして放置してたら、周りが不安になる。

 

 

周りに当たり散らさない努力って、割と大変です。(笑)

 

当たり散らして、感情を爆発させる方がとても簡単。

 

簡単だけれど、それはスッキリしないんだな~。(スッキリする人も居るみたいだけれど・・・)

 

結構な確率で後味が悪い・・・。

 

自己嫌悪にも陥って、更に落ち込んでしまう。

 

 

私の脳内ってマイナスに傾くと、ナカナカ回復しずらいっぽい。

 

嫌だなと感じたコトは、簡単には忘れないし、ずっと引きずる。

 

この人・・・無理って感じてしまったらナカナカに撤回が難しい。

 

適応力が低いっぽい。

 

 

自分の人間関係ではない、夫の親族とか

 

子供関係の人とは、無理して関わってもきたのだけれど。

 

子育ても終わって、今はまた一人の時間が絶大に増えたから。

 

もう無理してストレスため込んで、心身の不調になるコトには

 

耐えなくていいよねって思う。

 

 

自分のご機嫌と平穏な気分を保つコトに意識を向けて

 

日々平和に過ごす努力をする。

 

自分が平穏じゃないと、人にも穏やかに接するコトは難しいから。

 

 

年を取って、色んなところが老化する、いや・・している。

 

だからこそ、内面だけは成熟していたい。

 

若かりし頃には、気づけなかったコト、見えなかったコト

 

理解出来なかったコトが今なら解る、見える気づける。

 

それが経験値と言うモノなのだろう。

 

 

けれど好奇心と、新しいモノ好きとかの性格は

 

20代の頃と変わらない幼稚な私でもある。

 

そのアンバランスさが、変人とか奇妙な人とか言われている所以なのかな。

 

そんな奇妙な母を持った娘は、

 

社会人になり、世の中の色んな人や色んな家族と関わり始めて

 

改めて自分の母と世の中の母親の違いの大きさとか

 

自分の育った環境とか、親子関係の違いの大きさに気が付いたらしい。(笑)

 

 

○○をしたらダメ、と言う教育も、○○をするべき、と言う教え方も

 

してこなかった。

 

どうして良くないのか自分で考えてね、

 

アナタはどう思うの? 

 

と自分の頭で考えるコトを求めて正解を教えてこなかった。

 

結構なややこしい面倒くさい母親だよね~(笑)

 

弊害もあって、「○○しなさい」と抑圧してこなかったので

 

職場や友達、彼氏の家庭などで

 

頭ごなしに、年上や目上の人の言う事は全面的に聞きなさい、従いなさい、

 

と抑圧されるとビックリするし納得出来ないのだそうだ。

 

そう言う抑圧する人達と、どう折り合いをつけていくか? が

 

今後の娘の課題になりそう。(笑)

 

 

私自身は、親に抑圧され過ぎて干渉され過ぎてパンクした人だ。(笑)

 

何が正解なんて解らないからこそ

 

自分の頭で考えるって大事だよね~って思う。

 

考えないで行動するバカな犯罪のニュースが多すぎる世の中だもの。