もう20年以上の前の話です。

その年の夏も凄く暑かった~

当時、IT企業に勤めていたオイラ、先輩に誘われて

ファクトリーオートメーションの開発会社へトラバーユし

そこで手がけた最初の仕事が

SEとしての最後の仕事になりましたが、

その時の話をちょっと^^

入社早々、大手空調メーカーD社の関東初進出の

自動倉庫のシステムを手がけることになり

2ヶ月のプログラム作成を終えて

6月末から埼玉県草加市での

現地調整が始まりました。

この仕事、8月中旬には配送センターの

お披露目があるとのことで

毎日が地獄のような毎日でした。

ホテル住まいでしたが、帰るのはいつも明け方(ノ_-。)

シャワーを浴びて、3時間くらい寝たら

ロビーに集合して配送センターへ

そんな日々を休みなしで過ごしていましたが

体も心も耐えられる訳ありません。

1ヶ月を過ぎたあたりでしょうか、朝から気分が悪く

待ち合わせのロビーで同僚を待ってるときに気分が悪くなり

自力で立てない状態に・・・・

その日は仕事を休ませてもらいましたが

トイレに行くにも這いつくばっていく有様

ホテルのベットで若いながら

もう死んでしまうのかとも思いました。

そんなオイラも心配し、先輩が仕事を抜けて

静岡まで送ってくと・・・

もう、精神的にも、このまま居られる気力もなく

その言葉に甘えて送ってもらうことになりました。

もちろん、助手席でぐったり寝てるだけだったんですが

突然、高速を運転してる先輩が、ちょっと調子悪いから

高速降りてちょっと休みたいっていうから、取りあえず

横浜インターを降りて国道に入りました。

”ねぇ救急車呼んでくれる?”

横でぐったりしてるオイラには

その言葉の意味が全く理解できなかったのですが

運転してる先輩の顔を見たら

蒼白で、ただ事じゃないことにすぐ気が付きました。

路肩に停めて、近くのガソリンスタンドに助けを求め

救急車を呼んでもらい、二人で仲良く入院(T_T)

病院のベットで点滴をされて、すぐに眠りについたのですが

その部屋は、普段は使用していない感じの部屋でカーテンもなく

朝日が眩しくて目が覚めたんですが、目を開けると天使が・・・・

あれ?

ここ天国?

頭ボケボケ状態で暫く、この天使のことを認識できませんでした^^

天使は、点滴を外しにきたナースだったんですがね(;^_^A

次の日、二人で仲良く退院して、静岡の会社に戻りましたが

当時携帯なんてないから

帰るといったまま音信普通になったオイラ達を

会社のみんなは徹夜で待っててくれました。

静岡に戻り精密検査を受け、過労による急性腸炎ってことで

1週間お休みをもらいました。

2ヶ月半くらい、草加市で辛い想いをしましたが、

今じゃ思い出話かな^^

その時の先輩とは現在でも交流があり、

自転車の師匠でもあります。

この辛さがオイラ達の絆なのかな^^

それ以来、草加行ったことないけど、行ってみたいなぁ~

自転車で行こうかな^^