英語は科学の共通言語。嫌でも身に付いてくるわけだけれども、いくつか良本を。

理系たまごシリーズ(3)理系英語のライティング/野口 ジュディー
¥3,990
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オススメ度☆☆☆☆☆
実はこの野口ジュディー先生の講義をうけたことがあるのだが、本当にわかりやすい。というか英語論文とはそういう風に書くのかと驚かされた本であった。論文で使われたことがある英文を検索するシステムの使い方(コーパス)がCD付きで説明されているのでこういうシステムを知らなかった人はぜひ買うことをオススメ。

理系たまごシリーズ(4)理系英語のプレゼンテーション/野口 ジュディー
¥3,990
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オススメ度☆☆☆
上と同じ理由でオススメ。個人的にだけど本人を知っているとその本もよく見えてしまう気がする。いやほんとうにいい本なんだけれども。
理系たまごの英語40日間トレーニングキット/著者不明
¥6,825
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オススメ度☆☆
40日間でまとまったものをと思って買った一品。非常に基礎的なことから問題集のように出来る。とはいえ、こういう勉強キットのサダメかな、、、結局やらなくなってしまった。そいういう意味で☆ふたつ。内容が決して悪いわけではないのだけれども、どうもこういうのは続かない。個人的意見。
英語論文 すぐに使える表現集/小田 麻里子
¥1,995
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オススメ度☆☆☆☆☆
まぁいいから買って手元においときなさいという一品。英語の決まり文句、特に論文でこういいたい!というかゆいところに手が届く本。かなり助けられた。論文を書く頃にはこの本の良さがわかるかも。こんな本いらないというぐらいまで英語が上達したいものであるけれども。

はじめての技術英語/宮野 晃
¥1,995
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オススメ度☆☆☆
上記と同じ時期に買った本。非常に基礎的。忘れていた文法事項などを思い出すのに良い。

理科系のためのかならず書ける英語論文―論文作成用ヘルプ・シート付き/藤野 輝雄
¥2,520
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オススメ度☆☆☆☆☆
個人的に英語論文を書くためのバイブル。内容を暗記するぐらい読んだ。英語論文を初めて書く人は必ず買ってほしい本。もっと☆をつけたいぐらい。論文の構成を知ることが出来る。論文をまだ書かない院生であっても、自分が論文を読むときに、ああ、こんな風に書かれているのかと参考に出来るので早いうちによむのも良い。僕はM1でこの本にであっておきたかった。。。あえて文句をいうならもっと宣伝しろ!ってぐらい。
ベーシック版 理科系のためのかならず書ける英語論文/藤野 輝雄
¥1,890
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オススメ度☆☆☆☆☆
上のベーシック版。内容的には同じようなことを書いてあるが、少しこちらのほうが基礎的か?という感じ。どちらか一方をと言われれば、上のやつを買った方がいいんじゃないかなぁとは思う。ファンになってしまったのでもちろんこちらも買ったが。

物理数学というか、院で必要となるような数学の本を少し。

理論物理学のための幾何学とトポロジー〈1〉/中原 幹夫
¥4,200
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理論物理学のための幾何学とトポロジー〈2〉/中原 幹夫
¥3,045
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オススメ度☆☆☆☆
トポロジーはストリング理論を学ぶ上では重要なもの。というよりそれ自体もおもしろいので何か本を読みたいところ。これは数学の本だけれども物理よりに書かれているのでわかりやすい。とりあえず院で楽しんでみるのもいいかも(結構楽しい。)。時間があればじっくり読みたいんだけどなぁ。。。



Lie Algebras In Particle Physics: from Isospin .../Howard Georgi
¥5,451
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オススメ度☆☆☆☆
群論は素粒子には欠かせないものだけれども、最近は大学のカリキュラムでは実は扱わない。そんななかでスタンダードな教科書といったらこれ。英語だけれども評判が良い。日本語で書かれてる本で良いのはないかと言われると、ぜひとも「群と物理」をオススメしたいのだけれども、絶版。なぜ復刊しないのか不思議でたまらない。しかたないので英語で勉強。。。

臨時別冊数理科学 SGCライブラリ 66 「物理のためのリー群とリー代数」 2008年 09月号/窪田高弘
¥1,980
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オススメ度☆☆☆☆☆
みんな大好きSGCライブラリシリーズ。このシリーズは雑誌のような大きさと厚さ。決して内容は気楽ではないのだが、気楽に読める雰囲気が好き。ただし雑誌だと思ってなめてると山手線100周したって読み終わらない。この本は著者の教授が、なんというか能力的にすごい人なので(実体験)、内容も間違いなく信頼できる。読み解く価値のある本。


超幾何関数 (すうがくの風景)/原岡 喜重
¥3,465
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オススメ度☆☆☆
今やってる勉強に必要だったので買った本。珍しくも「ですます」口調で書かれてあるので講義を聴いている気分。書き方がうまいからだと思うのだが、非常にわかりやすい。必要な時はぜひこの本を薦めたい。

ポピュラーサイエンスというと専門書ではなく数式などがあまり書いていない一般書を指します。適当に書かれたものから、専門書のように正確なものまで様々。ここで紹介するのは僕自信が気に入ってる間違いのない一般書。気軽に読めるが内容はいたってまじめで名著。高校生や、一般の方にも読んでもらいたい。

相対性理論からこれを。

相対性理論の一世紀/広瀬 立成

¥1,785Amazon.co.jp

オススメ度☆☆☆☆
歴史的な内容に触れていておもしろい。何度も読んで楽しめると思う。お値段も専門書に比べればお手頃。


ストリング理論から
エレガントな宇宙―超ひも理論がすべてを解明する/ブライアン グリーン

¥2,310Amazon.co.jp

オススメ度☆☆☆☆
研究者が普段何をしているのかまでわかる。内容は量子力学や相対論、ストリング理論まで豊富で、最後まで読み切るとなかなか感動する。

近年有名となったのはこれ
ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く/リサ ランドール


¥3,045Amazon.co.jp

オススメ度☆☆☆

女性物理学者の5次元宇宙の本。余剰次元という考え方。良い意味で女性らしさもでていて、おとぎ話の世界にいるような本。