期待していたより面白い作品だった。といっても、特捜最前線として面白いわけではなく(あの盗聴はマズイでしょ)、このメインの女優さんふたりの独壇場。鷲尾真知子は教育ママというイメージだったけど、このころは男性的でサバサバしてたんだなー。そして特に宮本信子の鬼気迫る演技に魅せられた。テーマは恐ろしいほど現実的であり、これはある種テレビドラマというより舞台作品とも言える。特捜最前線として期待していたら裏切られる。刑事ドラマとしてではなく、人間ドラマとして自分は特捜最前線を評価している。もっと再評価されていい作品。初期だから出来上がってないし。そもそも初期には期待してなかったし。シリーズとして何も出来上がっていないところからドラマとして成り立たせるには、俳優の演技でカバーするしかない。その典型とも言える作品。