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公式塾長のブログ

学習塾特命係

ウルトラセブンの「超兵器R1号」という回に、有名な“血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ”というセリフがあります。いくら超兵器を作っても侵略者はさらなる強い兵器で対抗するだろうという、当時の米ソ冷戦を背景に描かれた作品と思われます。ここには、いくら安全策をとっても必ず想定外のことが起こる、という意味も含まれていると思われます。

先日、愛知県で惨劇の事件がありました。加害者がどうこうや、被害者に本当に非はなかったのかなどはおいておくとして、気になるのは生徒が危険物を持ってきていないか調べようとしていることです。これまでは校内への不審者対策として行われていたようですが、この事件で生徒の危険物持参を調べることになりそうです。厳重にすることはたしかに良いことですが、これでもしさらに想定外のことが起こったら。つまり、もし生徒ではなく、今度は教員が危険物を持ってきているとしたら。

話はここで止めます。前記で言ったように、科学で対策して凶行を防ぐのは、何か血を吐きながら続けるマラソンにしか思えません。それより何かもっと原始的な、人間として根本的な、その何かがなくなっている時代が残念です。やるべきことが他にあるのではないかと。失ったものを取り戻すべきにやることがあるのではないかと。