しかし、人生にはいろいろなハプニングが発生する。ちあきなおみの『喝采』を表現すると、上記の流れはやや波乱を帯びる。買う物を決めてスーパーマーケットに入り、様々な商品を物色してカゴに入れるはずが、卵の特売タイムセールで先着順で並び、新パッケージの商品が出たのでそちらを選び、その中で隣の奥さんと立ち話、ようやくレジに行ってお会計、とふと買い忘れに気づいて売り場に戻って、さらにはATMでお金を下ろしてようやく買い物終了。ちあきなおみの『喝采』の曲の流れはこんな感じであり、ゆえに名曲と呼ばれる価値があるのではないだろうか。
Jポップに限らず、1つの曲には起承転結というメロディーの流れがある。端的に言うと、買う物を決めてスーパーマーケットに入り、様々な商品を物色してカゴに入れてレジに行ってお会計し、商品を袋に入れて帰宅。たいていの買い物の流れはこんなものである。