公式塾長のブログ

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学習塾特命係

「愛の讃歌」について。スケート選手が使用したこの曲は、結婚式などでよく使用されている曲です。古くは越路吹雪が歌ったことで有名であり、壮大な愛のバラードとして親しまれている曲ではないかと思います。ただ、もちろんこの曲は日本で作られたわけではありません。もとはフランスのシャンソンです。その曲を、岩谷時子という日本人が日本語の歌詞にしたものです。ではフランスの原曲は日本語と同じ歌詞かというとそうではありません。今回、どうしても納得できないのがここです。フランスの原曲は伝説的な歌手エディット・ピアフが作詞したものです。映画『エディット・ピアフ愛の讃歌』を見た方は知っていると思いますが、この曲の登場は当時のピアフの彼氏が飛行機事故で亡くなったシーンであり、絶望のどん底だったピアフが、あなたはもう死んでしまったけど私はその現実に負けずこれからも前向きに生きていくわ、という意味で作られた曲です。つまりもう相手はいないのです。極端に言うと呪いの曲です。なので、日本人はこれを結婚式で使用しているということになります。日本語歌詞で良いのだからそれでいいのではないかと言われればもうそれでいいのですが、果たしてフランスで、この曲を日本人は結婚式で使用しているという文化はどうとらえられているのかちょっと興味があるのですが。スケート選手の選曲に異議をはさむつもりもないのですが、この曲以外であればもしかしたら金メダルだったかもしれない、すべては想像の世界です。