キャベツを乳酸菌発酵させることにはもう慣れたので、違う野菜も発酵させていくことにしました。
にんじんとタマネギです。
ネットで探してもあまり作ってみている人見当たらなかったのですが、できないはずはない。にんじんなんて漬物の定番野菜ですからね。タマネギはともかくね。

大量のにんじんを保存する場合、酢漬けよりも味もマイルドだし保存性もいいです。たまねぎも、サラダやタルタルソースなどを作る時に少量でもすぐに使えるのが便利でなかなか良し。
写真上からたまねぎ、にんじん、白にんじん、赤にんじん。
紫キャベツのザワークラウトに加えて、色の綺麗な野菜の保存在庫が増えてきて使うときも楽しいです。

乳酸菌にんじん

  1. にんじんは粗めにおろせるスライサーで削り、適当に塩をふって30分ほどおいて、しっかり揉みます(出た水は捨てません)
  2. 乳酸菌飲料ラブレまたはザワークラウトの汁などの植物性乳酸菌を追加してポリ袋(HDPE)に詰めます。
  3. ガスがたまったら抜きながら、1週間くらい常温で保存します。
  4. 適当な酸味に仕上がったら完成。小分けしてナイロンポリ袋に詰め、冷蔵庫で保管します。

乳酸菌タマネギ

  1. スライサーで適当な厚みにおろします。
  2. 塩適量と、乳酸菌飲料ラブレまたはザワークラウトの汁などの植物性乳酸菌を追加してポリ袋(HDPE)に詰めて密封します。
  3. ガスがたまったら抜きながら、1週間〜1ヶ月くらい常温で保存します。
  4. 適当な酸味に仕上がったら完成。小分けしてナイロンポリ袋に詰め、冷蔵庫で保管します。

にんじんは固いせいか酸味が出てくるまで時間がかかるようなので、2回目からは粗めに削れるスライサーを使いました。
タマネギも思ったより時間がかかる印象。ラブレや乳酸菌発酵液はなくても作れますが、成功率が上がります。
ただし完成してしまえば数ヶ月は平気で食べられるので、思い立った時にコールスローにしたりお弁当や夕食の付け合わせ、スープの具にしたりといろいろ便利。
色がきれいな紫キャベツのザワークラウトはもはや定番ストックとなりましたので、組み合わせて活用していきたいと思います。

ちなみに紫タマネギでも作ってみたところ、なんとも言えないどんよりした色合いに仕上がりましたので、こちらはまったくおすすめしません。味は普通のタマネギと一緒ですが。

 

 

Kindleで興味深い書籍を発見しました。

ヨーロッパ在住の著者の方が実践している乳酸菌発酵いろいろをまとめた電子書籍なのですが、まあありとあらゆることに乳酸菌を活用されていて、とても全部は実践しかねる…そんなことまで…まじか…とちょいちょい思いつつも大変興味深く面白い本でした。
とりあえず野菜の発酵に関しては大いに参考になりました。