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あおぽ ~青いポスト21~ オフィシャルブログ

あおぽ(青いポスト21)は、秋田県で毎週金曜日に無料で発行している秋田の市民新聞です。

毎週、地元の旬な情報やプレゼント、また政界の話題や、好評の五井野正博士・恩田勝亘ジャーナリストなどの特別寄稿記事などを掲載しております。

 4月21日東京都内のホテルで経済人や文化人、衆参両議員など約150人が集まり朝食会が行われた。
出席者は民主党・元総務大臣の原口一博氏、選挙対策委員長の石井一氏、国交大臣政務官の小泉俊明氏他、
自民党からは中村博彦氏、岸宏一氏、鴻池祥肇氏他、国民新党からは幹事長の下地幹郎氏、
新党日本は代表の田中康夫氏、その他に元大使の岡崎久彦氏、埼玉県知事の上田清司氏など早々たるメンバーが集まった。


あおぽオフィシャルブログ-五井野正博士

福島原発は原子力空母や潜水艦使用
のため格納容器が小さいと指摘した


 今回のテーマは大震災がわが国の政治、経済、社会に与えた打撃の深刻さ、
それにどう立ち向かったらよいのか、特に福島第一原発の問題に関しては
いまだ先が見えない状況の分析とともに大切な心構えについて意見が交わされた。

 その中で原発に関しては第一人者と言われている科学者である五井野正博士の
コメントが主催者の要望として求められた。
五井野博士といえば秋田ではゴッホの日本文字の解読で芸術家として有名だが、
もともとは科学者であり、5年前にはチェルノブイリ原発事故から20年ということで
自らチェルノブイリの事故炉4号炉へ向い、チェルノブイリの今の姿を取材、世界に
先駆けてあおぽで特集した。

五井野博士は
「福島の原発はゼネラル・エレクトリック(GE)が開発したマーク1型軽水炉で、
 この設計はもともと原子力潜水艦や原子力空母の為に設計されたものです。
 その為、原子炉の圧力容器を収納する格納容器が小さく設計されていますが、
 仮に冷却システムが故障したとしても海の中や海の上では多量の海水が
 原子炉をすぐに 冷却してくれますから問題ないわけです。
 ところが、このマーク1型の軽水炉を経済的に安く早く実用化したいという理由で
 商業用にこのまま利用したために、海水が多量に得られる海辺近くに原子力
 発電所が建てられたという訳です。しかしその分地震や津波のリスクを受ける
 のです。

 例えば冷却システムが故障すると、格納容器が小さい為にすぐに爆発しやすく
 なっている。
 それゆえこの原子炉の設計者がマーク1は欠陥だと上司に訴えたけれど、
 そんな事が知れたら会社は潰れてしまうと取り合わなかったそうですが、
 日本でもこの指摘は当時から知られていた様です。
 結局、この問題が大きくなった為に東京電力は格納容器が大きな圧力で爆発
 しない様にガスの放出弁を取り付ける事になった。このガスの放出をベントと
 言い、もちろん放射能を帯びたガスの放出です。
 今回、冷却事故が起きてからこのベントが遅れた為に爆発してしまったと問題に
 なっていますが、もっと問題なのはこの様な欠陥原子炉を耐用年数40年を
 越えて更に20年間使用出来ると延長して来た事自体が問題なのです。
 延長しないで全部廃炉にしておけばこの様な事故は無かった。
 つまり、これは天災ではなく明らかに人災なのです。」
 と述べた。


あおぽ vol.760 より

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