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20140415_01_R_and_SW

タイトルの通りです。

ciscoサイトによると、2014/6/4からCCIE Routing and Switching試験が筆記、lab試験ともに現行ver4から新ver5に変更するとのことで、ver5の試験勉強をするために自宅labを構築してみました。

日付については下記参照
http://www.cisco.com/web/JP/learning/certifications/expert/ccie_rs.html

出題範囲も気になるところですが、「lab試験の使用機器」も気になるかと思います。
ciscoサイトによると、

Cisco ISR 2900 Series routers running IOS version 15.3T Universal Software release
Catalyst 3560X Series switches running IOS version 15.0SE Universal (IP Services) Software release

とあります。

使用機器、IOSについては下記参照
https://learningnetwork.cisco.com/docs/DOC-22701
(ログインしないと見れません)


使用機器、IOSは分かりますが、ルータ、スイッチともに何台必要か分かりません。
ですので、Cisco公式本の「CCIE Routing and Switching v5.0 Configuration Practice Labs」を参考にしました。

Cisco 3925 IOS version 15.3T Advanced Enterprise x6台
Catalyst 3560X Series switches running IOS version 15.0S x4台

とあります。
この本を参考に自宅labを構築してみました。

自宅labの物理構成図です。

my_home_lab_v2


本に記載されている各機器の必要I/Fは下記のとおりとなっています。

R1(3925) … ギガビットイーサ x2
R2(3925) … ファストイーサ x2、シリアル x1
R3(3925) … ギガビットイーサ x2
R4(3925) … ギガビットイーサ x2
R5(3925) … ギガビットイーサ x1、ファストイーサ x1、シリアル x1
R6(3925) … ギガビットイーサ x2

SW1(3560X) … ファストイーサ x6
SW2(3560X) … ファストイーサ x6
SW3(3560X) … ファストイーサ x6
SW4(3560X) … ファストイーサ x6


自宅labでは上記構成を下記の通りに読み替えています。

R1(7200) … ギガビットイーサ x2
R2(7200) … ファストイーサ x2、シリアル x1
R3(1812J)ファストイーサ x2
R4(1812J)ファストイーサ x2
R5(7200) … ギガビットイーサ x1、ファストイーサ x1、シリアル x1
R6(7200) … ギガビットイーサ x2

SW1(3750G)ギガビットイーサ x6
SW2(3750G)ギガビットイーサ x6
SW3(3560G)ギガビットイーサ x6
SW4(3560G)ギガビットイーサ x6

赤文字の個所が本と違うI/Fです。


【構成機器】
Catalyst 3750G x2
Catalyst 3560G x2
Cisco 1812J x2

Cisco 7200 x4(GNS3上エミュレート、Cloudを介しSwitchに接続)

GNS3を動作させるPC
以下スペック、構成など

PC_spec

↑のスペックでGNS3上でMultiLayerSwitchを20台動かしても問題ありませんでした(Idle PC設定こみ)

LAN Card

・GNS上のルータと実機(Switch)を接続するためのLANポートx8
※当方は1812Jが2台あるので8ポートで済んでいますが、6台のルータをGNS3上でエミュレートするならば
 12ポート必要かと思います。


・3560Xと3560Gの違いについて
あくまで個人的な見解です(両機器に触れた経験があります)

試験内容を確認し、ぼちぼちL2、L3の設定をした段階では、出題範囲に機器固有の機能が問題になることは無さそうと考えています。
それが当方の自宅labのSwitchに3560Gと3750Gを選定した根拠となっています。

RouterについてもIOSが15.xのADVEnterpiseであれば2900で無くても問題ない様な気がしていますが、触った経験はほぼ無いので(手で実機にぽんぽんと触った経験ならあります(`・ω・´))、設定、動作について確認していきます。

これで、当面は問題ないかと考えています。




-自宅lab構築にあたりあったこと-
やらかした事ばっかりです。

これからCCIE lab試験用のNWを構築する方がいらっしゃれば何かの参考になれば…
また、PC再インストールの後に再構築した場合に起こり得るトラブルもあるかと考え、当方の環境で起こったトラブルなどこのblogに残します。

・コンソールケーブルをUSBに変換するゲタ、変換名人の「USB-RS232」を安かったから3つ買ったものの当方の環境では認識されず。
 →結局iBuffaloの「BSUSRC0610BS」を買う。認識される。

・USB HUB(バスパワータイプ)を買ったものの、USB変換したコンソールケーブルをHUBに4つ接続すると電源が不安定になるのかTera Termが10数秒に1回切断されて使い物にならない
 →玄人志向のPCI Express x1のUSB3.0のインターフェースカード「USB3.0-PCIE-P4」を買い、
  USB変換したコンソールケーブル4つを接続する。安定して幸せ。

・GNS3上でエミュレートしたNW機器と実機を接続するためにPCにギガビットLANカードを追加しようと、玄人志向のPCI接続のLANカード「GbE-PCI3」を3つ購入。
 →所有PCにはPCIslotは2つだけ。増設できるのは2台まで(内1つは使用済み)
  1枚挿し、2枚は無駄になる。(マザーボードにどのslotがいくつ空いてるのか確認すべきことを知る)

・GNS3上でエミュレートしたNW機器と実機を接続するためにPCにギガビットLANカードを追加しようと、Intelの「Gigabit PRO/1000ET Dual Port Server Adapter E1G42ET」を2つ購入するが、PCI Express x4をさせるslotが x16の1つしかない。購入したIntel製LANカード2枚のうち1枚しか挿せなかった。
 →本LANカードはPCI Express x4であり、所有PCのマザボの空きPCIEslot数も確認したものの、
  実際はPCI Express x1のslot3つ、x16のslotが1つだった。x1とx4の規格に下位互換があることを知らなかった事に加え、
  マザボのx1のslotのサイズとx4のサイズを目視で確認したもののサイズの違いに気がつかなかった。
  (並べれば気づいた以前に、PCIE規格について確認を怠りすぎ\(^o^)/)
  結局、PCI Express x16、x4、x1をx1 slotに挿せる下駄、玄人志向の「PCIEX16-X1/KIT」を買い、x1のslotに挿し解決。

・GNS3上でエミュレートしたNW機器と実機を接続するためにPCにギガビットLANカードを追加しようと、Realtek製controllerを搭載したPCI Express x1のギガビットLANカード購入(メーカー忘れた)し、PCに挿したが、起動時に「この商品はRealtec製またはIntel製のLANコントローラのどちらかのみ使用可」みたいなメッセージ(英語でそんな感じだった)が出て、起動したら挿したはずのRealtec製のLANカードはデバイスマネージャからも認識されず(ハードウェア変更スキャンでも認識されず)。
 →Intel製のLANカードを挿しデバイスドライバもインストール済みで上記の現象が起きたので、
  1.Intel製のLANカードを全て外す(ドライバはアンインストールせず)
  2.Realtec Controller搭載のLANカードを挿し、デバイスドライバをインストール
  3.Intel製のLANカードを挿し、起動
  上記手順ですべてのLANカードがPCに認識される。もしかしたらRealtec製LAN controllerとIntel製のcontrollerが混在する場合には導入順を気にする必要があるのかも知れません。

  ちなみに、当方のマザーボードはASRock製の「H67DE3」です。


勉強する環境を整える段階でも色々あるものですね。といってもほぼ自分の確認不足によるものですが、
環境を揃えるにもそれなりにパワーがかかるようです。

とまぁ、lab環境は整ったのでこれから勉強します\(^o^)/