9月9日。今日はチーズ工房の仕事を辞めてから、また僕にとって大きなチャンスと共に、僕自身を試される大きなチャレンジが待っていた。

工房で働いていた時から、休みの度に通っていた ある有名ブランド店への仕事のアプライ。

人気ブランドということもあり、求職をしにくる人も多くいるようで、直接履歴書をもって人事の方に渡しにいこうとしても、


忙しいから、オンラインだけの申し込みしか受け付けていない。



と受付の段階でキッパリ断られるほどシビアな世界。




それでも僕は、この日履歴書をもってそのお店の門を叩いた。


有難いご縁のお陰で経験させてもらった日本でのナチュラルチーズ作りの経験、そして渡豪後の

おにぎり屋、パン屋、ピザ屋、そして、最後の 人気で大規模なチーズ工場での仕事経験。

接客と、物の運搬、管理が主な仕事内容の新たな職場へのアピールに、十分な経験をもっているという自信があったし、

ヨガや瞑想で、何度もこのお店で働けるイメージが湧いて来ていたから、

直接オーナーの方にお会いして、これらの経験と

その企業で働く熱意をしっかり伝えればうまくいくだろうという確信に近い予感がしていたからだ。

履歴書を渡して人事の方と笑顔で握手をしてるイメージワークもばっちりだった。

いつものように朝のヨガやランニングを終え、良いバイブスが体から満ち満ちておりコンディションは申し分ない。

いざ入店。

スタッフの方に人事の方がどこにいるのかを聞き、どうしてもここで働きたいから

3分だけでも、少しだけで良いから人事の方とお話ししたい、と伝えた。 キリッとした日本人のベテランスタッフの方で、僕の目をじっと見つめて離さなかった方だったため、余計に気が引きしまった。 熱意が伝わったようで、ちょっと確認してくるから、とすぐに裏の事務所の方へ行ってくださった。

実はここまではもう僕のイメージ通りだった。

僕の描くシナリオ通りで、この後人事の方が出て来てくれて、、

それからが僕の中での正念場だった。

でも、

想定していたより早く戻ってこられた

さっきのベテランスタッフの女性。

“ごめん。今日は無理みたい。今日面接を受けにくる人も沢山いるのよ。  君の熱意は伝わったし いい子だからちゃんとそれも私から伝えておくね。”

あれ??

思ってもいなかった答えだった。

おかしい。すぅーと上手くいくはずやのに。

工房の仕事を辞めてから、色々不安も乗り越えてやっとのことで良い波にのって、これから気持ち良く、充実した新しい仕事ライフが綺麗にさらっと始まるシナリオだった。

ちょっと待て。

これは何か、すっーとは行かないやつだ。

こういう勘は鋭い僕。今までの僕の経験全てが

求められてる。



そう悟った僕は、、、、