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またオーロラの季節がやってきた。年末年始はもう満席 だ。ありがとうございます。

でも、日本発着8日間あればいいので、飛行機代の安い3月や、ミナ 企画の「学生貸切」オーロラ(詳細未定2月予定)、しろくま安藤 +bettyコラボ企画「アラスカで冬キャンプ」(3月予定)など、まだまだチャンスあり~!ぜひこの冬、自分の頭の上で、このオーロラを体験してください。アラスカ観光協会の言葉を借りれば、


「一回のアラスカが、一生のぬくもりになる」 です。ホント。


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ホワイトバンド巷で世間をにぎわして いるが、今日の私の呼びかけは、ホントにそのまま、オーロラ基金になると思う。


友達のカワチョ(←ヘンな名前だけど、素敵な、私のバックパッキング人生の師。)が、オーロラクラブ で、毎年、子供達を氷河キャンプに連れて行っている。星野道夫の遺志をついでのこの団体。資金集めの一環として、星野道夫卓上カレンダー を頒布している。ここで得た資金で、子供達をルース氷河に連れて行けるんだって。そりゃ素晴らしい活動だ!と、前から注目していた。何か私も協力したいなーって。


で、今回、その機会がやってきました。


・・・2006年度のものは、まだ公式ページですら発表していない。でも、明日、アラスカ大好きな人たちが新生探検隊にたくさん集まるんだよ 、と、駄々をこねてみたら、刷りたてホヤホヤのカレンダーを20部分けてくれた。


1ヶ月84円の出費で、12ヶ月アラスカに囲まれるカレンダー、使い終わったらハガキにもなって、しかも、将来を担う子供たちにオーロラを見せてあげる活動に荷担できる。

さらに、今回は、送料の分除いて、ちょっとだけ定価より安くお分けできます。


欲しくなってきたでしょう?

すでに、オフィス内で3部捌けてしまったので、先着17名様、明日のアラスカスライドショーで、お分けします。・・・っつうか、MTB買って淋しい財布をさらに叩いて、もう買い取っちゃったので、協力してください・・・。


私に、いや、私だからできる、そして私だからやりたい小さなことは、

ホワイトバンドよりも、このカレンダーの紹介。


明日来られない人は、オーロラクラブから直接購入してくださいな。


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ルース氷河は、雪・氷・岩だけの、壮大な、そして無機質な山の世界です。

あふれる情報の海の中で暮らす今の日本の子供たちにとって、それは逆の世界です。テレビも、コンピューターゲームも、マンガもありません。

何もないかわりに、そこにはシーンとした宇宙の気配があります。

氷河の上で過ごす夜の静けさ、風の冷たさ、星の輝き・・・

・・・情報が少ないということは、ある力を秘めています。

それは、人間に、何かを想像する機会をあたえてくれるからです。

そして、もしそこでオーロラを見ることができたら、何て貴重な体験になるだろうと思いました。

子どもの頃に見た風景が、ずっと心の中に残ることがあります。

ルース氷河で見た壮大な自然が、そんな心の風景になってくれたらと願います。

いつか大人になり、様々な人生の岐路に立ったとき、人の言葉ではなく、いつか見た風景に励まされたり、勇気を与えられたりすることがきっとあるような気がするからです。

・・・星野道夫