アラスカの大きさを感じ取ってもらうのは難しいけれど。
氷河の高さは200mもある。クルーズ船のデッキに人がいるので、かろうじて、スケール感が分かるかなー。
キナイ国立公園では、1日クルーズで、氷河の出口800mまで近寄れる。
氷河は、名前の通り、本当に「河」で、1日30センチずつ前進している。そんな話をレンジャーから聞いても、にわかには信じられない。でも、船に乗っていると、ときおり、
どーーーーーーーーーん
大轟音と共に、崩れ落ちる音で船がグラっと揺れるので、氷原から数百年かけて流れてきたその時間の流れを、ぼんやりとだけど、感じることができる。
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オーストラリア帰りのトミィ
が、写真を現像してきた
「ひゃー、全然だめだー。これじゃあ、インド洋の青さが伝わらないー」
と、床にへたりこんでいる。
ふふふ。一週間前の自分をみているようだ。