ロッククライミングに続く新たな日帰り企画「大人の遠足」として、スノーシュー・トレッキングを検討中。早速、現地(水上)とコンタクトを取ったのだが、「今年はまだ雪がないんですよー」と、プランは年明けに延期となってしまった。くぅぅ、残念・・・暖冬か。早く雪降らないかなー。

体感的には、12月の寒さはまだぬるくて、1,2月と、今から厳しい冬本番~!と考えがちだが、冬至をこした昨日から、実はすでに、1日1日、着実に春へと向かっている。



ということを、考えるようになったのは、ここ2年、年越しをしたアラスカが原因。

夏は日照時間23時間、冬は3時間、と、あまりに極端なこの極北の地は、つまり、言い換えれば1日1日の日照時間の差が、日本よりも全然あるということで・・・。

テレビの天気ニュースや、新聞をよく見ていると、冬のこの時期、日照時間が記載されている。

「今日の日照時間は3時間40分50秒。昨日より6分7秒長くなったよーん!」

てな具合に。今の時期は、毎日10分近く日差しが変わるので、1週間もいれば、昼間が長くなるのが実感できる。人々は、この変化を、とても楽しみにしている(ように見えた。お天気お姉さんが、誇らしげに、嬉しそうに、原稿読み上げていたし)

住んでいる人たちにとっては、厳しい冬の世界なんだろうけど、一週間だけおじゃまする身としては、でも、この短い日照時間と弱々しい太陽の光に強く惹かれる。

1日中、朝焼けのような夕焼けのような、淡いピンクと青と紫の世界は、息が止まるほど幻想的。冬にアラスカ旅行って、目的はオーロラなんだけど、実は、昼間の世界も、オーロラと同じくらい美しいよ。


残念ながら、今年の年末年始は、淡い太陽のおとぎの国・アラスカじゃなくて、太陽ギラギラのメキシコだ。青いカリブ海と椰子の木を眺めながら、のんびりとハンモックに揺られ、波の音をBGMに、ストロベリーダイキリで渇いた喉を潤すしかない。