皆さん、詩ってどんなイメージでしょうか?
色白の文学少女が昼休みにこっそり読んでるとか、夢見がちな文学少年がロマンチックな詩を書いてるとか…。そんな偏見持ってないですか?
それが『詩』ではなく『ポエム』というと特にです。
しかし僕の好きな詩人は、それとは正反対の位置にいるような人です。
自分大好き。自分が世界の中心だと思っている。とにかく『俺』『俺』『俺』……。
俺大好き。
『自分を誉め称える作品しか作らない』人です。
その名も『三代目魚武濱田成夫』です。
(さんだいめうおたけはまだしげお)
例えば詩集のタイトルを挙げると
『おまえがこの世に5人いたとしても5人ともこの俺様の女にしてみせる』
『生きて百年ぐらいならうぬぼれつづけて生きたるぜ』
『俺は男としてかっこええ事においての偉人だ。』
というような具合です。
このタイトルを見ただけで「こう
いう人キライ」っていう人もいるでしょう。
しかし、僕にとってはとてもカッコいいんです!
何しろ考えることがメチャクチャで、そんなの出来っこないじゃん。と人に笑われるような事も実行して成功させてしまう!
カッコいいだけじゃなく、ユーモアもある人なんです。
その才能は詩だけでなく、パリでファッションショーをしたこともあるし、書も書くし、歌も歌うし、CDも出してるし、役者もやるし…と、どんな作品を作っているかというより、彼自身が芸術作品なのです。
書きたいことがたくさんあって何を書いたらいいのやら。
今日はサワリの部分だけにして、また小出しに書いていくことにします。
最後に彼の詩をひとつ載せておきます。
『待つな』
チャンスなんて待つな!
三代目魚武濱田成夫の直筆サイン