寒い中ようこそいらっしゃいました。
やっと12月らしい空の青さが見られるようになりましたね。

年賀状講座を受けに来た皆さんに一言申し上げます。

遅い!


今何日だと思ってるの?もう12月も終盤ですよ!
今まで何をしていたんですか?もう年賀ハガキも売り切れてるんじゃないの?

えっ?まだたくさん売ってた?
じゃあ先生も後から買いに行ってこよ!



皆さん!そうです!その通り!

年賀状が売り切れると言うことが無くなったのです。
ほんの10年前までは、年賀状発売と同時に即購入しないとすぐ無くなってしまう。
まるでハイエナの様に年賀状を買い漁ったものです。(遠い目…)

その10年前と言うのは、昭和一桁年賀状大好き世代と団塊の世代が元気ハツラツな時代でした。

人間は年をとって行きます。年を取ると、自分が元気でも、周りが元気じゃなくなる事が往々に起きます。

残念な事に(残念なのかな?)お亡くなりになる人もおられます。喪中欠礼とかそう言うお話しではありません。

要するに、お亡くなりになられた方に年賀状は出せない…と、こう言うお話しです。


何?そんな悲しい事を言うな?

えっ?私は出してる??
亡くなった人に、出してるの?


何メルヘンチックな事言ってるの?お墓の中にだって亡くなった人はいないんですよ!

泣くな泣くな!現実を見よ!亡くなった人に届く年賀状なんか無いんですよ。郵便局の人の気持ちになってごらんなさい。
ご家族が存命ならまだいい。そのうちその住所に住む人が居なくなってしまったら、あなたの所に返って来るんですよ!その手間を考えなさい!

なに?自分の住所書いてない?あなた嫌な人ですね〜!なにニヤニヤしてるんですか?退場退場!


この様に、年々年賀状を出す人が減って行きます。今まで、張り切って年賀状を出していた世代の人数が少なくなってしまったのは、紛れも無い事実なのです。

そして現在の年賀状事情がどうなっているかと申しますと、この様になっております。

今どき年賀状事情クリックしてご覧下さい。

なに?手間を惜しむな??
先生しゃべるより百聞は一見にしかずでしょっっ!

ここで先生は皆さんに宿題を出そうと思います。
来年の干支は猪です。
人気の無いあなたの所にも年賀状1枚くらいは届くと仮定して、この宿題を出します。


あなたの所に来た年賀状に、
【猪突猛進】
って言葉が何枚書いてありましたか??


今年は戌年でした。何人のバカ人が
って書いた事か…。

来年はそれを上回る人数のバカ人が【猪突猛進】って書いて来る。
それを調べなさい。


来年の年賀状キメ台詞一覧
(提供:日本年賀状キメ台詞協会)

①猪突猛進
②平成最後
③い→いつか
   の→野に咲く花の様な
   し→しっとりとした
   し→幸せが訪れますように
(大きなお世話!)
④生涯青春
⑤オリンピックまであと1年を切りました
⑥5月から新しい元号
⑦今年こそ
⑧お餅を食べ過ぎないようにね♡(いつの時代?)
⑨皆様お変わりございませんか?
⑩あけおめことよろ


賢い皆さんは上記の台詞を避けて年賀状を書くように。

ご静聴ありがとうございました。宿題を忘れないように。
ではまた来年。