またカレの夢を見た
あれから10年もたつってのに一体何回見るんだろう
海外に行くって決めた後に出逢ってしまって、離れ離れになる覚悟で付き合ったけど、やっぱり離れるときはすごいすごいつらくて
お互い「待ってて」「待ってるから」なんて言葉は言えなかった
1年後に帰ってきた時、また戻れるって、また一緒に過ごせるって何の根拠もないけど、なぜか絶対の自信があった
愛してる
って大げさだけど
めちゃめちゃ好き
だった
日本を発つ日の前夜は一緒に過ごした
ふつうに今まで通りの時間だった
だって考えたら、考えてしまったら、
1年 なんて長すぎて、まだまだすぎて
つらくなってしまう
だからさ、最後は、最後まで笑顔で楽しい思い出にして
笑ってバイバイしようって決めてたんだ
お父さん、お母さん、ごめんね
最後はカレと一緒にいたい
カレに空港まで送ってもらって、海外に行ってきます
それでも、空港で見送りのため待っててくれたお父さん、お母さん
本当に感謝しています
後日談、
この日までお母さんが、お泊まりの日でもうまく言ってくれてたから、彼氏がいるなんて全然知らなかったお父さん
ビックリしたって言ってたなぁ
空港で初対面のカレとうちの両親
軽く挨拶して、
あとは家族で
って気を遣ってくれたカレ
少しだけ2人だけで話した
待ってて
って言いたかったけど
1年も束縛できない
待ってるから
言われなかったけど
でも心のどこかではこの言葉を待ってたのかもしれない
必ず1年後帰ってくるから
そしたらまたあえるよね
そしたらまだ彼女でいさせてくれるよね
そしたら
そしたら
いっっぱいの言葉を胸に飲み込んで
ただただ涙をこらえて
バイバイ
しか言えなかった
またね
って言ったのかな
言われたかな
もう今では思い出せないや
チェックインの時間までまだあったから
お父さんお母さんと空港で早めの夕食
飛行機は午後9時から翌日午前6時まで
機内食いらないやと取らなかった
うどんみんなで食べた
頭の中は
これから海外でやりたいこと
希望感でいっぱいだった
不安はなかった
親とずっと一緒で1人暮らしさえしたことない私が
海外に1人で行くなんて
しかも初海外
でも目標があったから
頑張ろう
搭乗前のゲートで
お父さんお母さんとバイバイした
お母さんめっちゃ泣いてた
永遠の別れじゃないのに
それくらい泣いてた
ありがとう
飛行機に乗ったら、席に座ったら
なんかいっぱいの、ほんといっぱいの人の顔が浮かんで
友達
今まで出逢ってきた人
家族
カレ
それまで涙出なかったのに
1人になったから?
飛行機に無事乗れたから?
ホッとしたのと、
あいまいに描いてる未来の希望への
ここにきての不安感?
自分ではなんとも説明することのできない
いっぱいの涙があふれてきた。
夜でよかった
暗いから
そんなに目立たないでしょ
一応窓から外を眺めて
声をころして
泣いたんだよ
一応人目を気にするくらいはしたんだ