前略
冬の、雪がすごかったあの帰り道
ダンス仲間と言っていいのか先輩といういのか、多分一番いいのはお兄さんっていう存在の方と歩いていて。
普段通りにたわいのない会話をしていて、急にふと訪れた静寂に耐えられなくなってふと思いついた質問をそのまま口にして、
間をどうにかできた安堵でその時はあまり、その人の返答を聞き流してしまってしたけど、最近その言葉をよく思い出します。
『足の指先まで力を入れて、地面をしっかり掴むように、根を張るように』
ダンスの質問に対しての返答だったけど、今を生きるにあたってこの言葉こそ根を張って一本の芯になっているように思います。
地面を握ろ、しっかり根を張れ。
ふらつきそうな時はそう響かせて、
これからも風に吹かれながら生きようと思います。
かしこ。