みなさんこんにちは
青森県立郷土館 指定管理者TTHAグループの櫻庭です
今日は３階のわくわく体験ルームで火おこし道具の修理をしていました
というのも来週、郷土館の事業のひとつである「移動博物館」で学校の生徒さん向けの火おこし体験授業を行うのです
その為の準備ということですね
※移動博物館とは
生涯学習活動の支援のため、一般の方々や県内の団体を対象に行っており、当館の資料を運搬・展示し、職員が資料について解説したり、見たり触ったりの体験活動のお手伝いをする事業です。
詳しくは、「青森県立郷土館デジタルミュージアム」をご覧ください
しかしここで問題が！
教育普及担当の学芸課職員３名のうち、２名が火おこし未経験とのこと
これはまずい！生徒さんの前で火を起こせなかったらいけない！
そんなわけで・・・
急きょ火おこしの練習会が始まりましたヾ(＠^▽^＠)ﾉ
めったにない機会ですので、解説員のみなさんも参加です
まずは先生のお手本から
今回はマイギリ式と呼ばれる方法で火をおこします
ヒモでつながった中央の板を手で上下させることにより発火させる方法ですね
テレビで見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか
ちなみに櫻庭は小学校の頃に一度だけ授業でやったことがあります
先生さすがです！あっという間に煙が出てきました
出来た火種はすばやく麻（あさ）と綿（わた）をほぐしたものに乗せます
そして息を吹きかける
燃えたーーーーーー！
さすが、あっという間です・・・もし停電が起きても先生は生きていけるのでしょう
さあ、皆さんも（停電に備えて）頑張ってみましょう
まずは火種づくりです
がんばりましょう
出来た火種をふたりでフーフー
解説員のみなさんはなかなか火をつけられないようですが
先生方、さすがです（笑）
来週の移動博物館の授業もこれで大丈夫ですね
ちなみに櫻庭もちらっと体験しましたよ
見てくださいこの躍動感そして真剣な表情
しかし、火を起こせたかどうかはご想像にお任せします（笑）
そして今回新しいキャラクターを発見しました
その名も
火おこし職人 S
手つきや姿勢に、もう10年くらい火おこしをし続けているような貫禄がありました（ちなみに初心者です）
解説員のみなさんも何名かは火をおこすことができていましたよ
火をおこすことができた解説員は
「楽しかったけど腕がすごく疲れました
」
と、昔の人々の生活の大変さが身に染みたようです
急ではありましたが、貴重な体験をすることができた一日でした
またの更新をお楽しみに