私が退院してからは毎日1日8回の搾乳をして
冷凍してこども病院に週4回持って行っていました。
入院は1ヶ月以上になると予想されていたので
少し高かったですが楽できるように
電動搾乳機を買いました。

生後8日目には鼻のチューブも抜けて
哺乳瓶で自分で飲めるようになりました。
看護師さんが色々な乳首を
試してくれていましたが
ピジョンの口唇口蓋裂用 スモール
というのが息子には合いました。

口唇口蓋裂の子は吸うという力がかなり弱いので少しでも噛むようにすればミルクが出てくるように穴が空いているのが専用乳首の特徴でした。

直母の練習も同時にしました。
初めてのことで私も息子もらなかなか上手くいきませんでした。
直接飲ませることへの憧れもあり
息子の入院中は時間もあったので練習しました。
しかし30分かけて飲ませても10CC飲めればいい方でした。

退院してからは育児に追われるようになり
直母は諦めましたが母乳自体は良く出たので
生後10ヶ月までは搾乳をして飲ませました。


退院してから最初は息子が欲しがってから搾乳をして飲ませることをしていたのであげるまでに20分程かかってしまい大泣きすることが多かったので、息子が欲しがる前に搾乳をして冷蔵庫に入れておいて欲しがったら温めて飲ませるという風にしていました。
外出時だけは粉ミルクを使いました。


その時はそんなに大変だと思っていませんでしたが今思えば、搾乳機の消毒や搾乳の時間、哺乳瓶の消毒など手間がかかっていたなーと思います。

早めにミルクへ移行してもよかったのですが
その時は息子にしてあげられることは全部してあげたいと、小さく産んでしまったことや疾患を持って産んでしまったという申し訳なさもあり必死だったように思います。


母乳でもミルクでもどちらでも大きくなるし
愛情は変わらないのでお母さんも
楽な方を選んでいいなと今は思っています。