36週になったころ先生から
「こども病院では基本的には経膣分娩を推奨していて1200g超えたら基本的には陣痛を待つんだけど、今推定1400g位だからそれに該当するからこちらから帝王切開でと言えない。けどお母さんが帝王切開でいいと申し出てくれたらその方が安全だと思う。」と言われました。

安全が1番と思ったことと自分勝手だけれど正直約3ヶ月入院していて早く退院したい。目標が欲しいと言う気持ちも強かったです。
3ヶ月の入院でかなりメンタル的に辛かったです。
なので帝王切開でお願いすることにして38週の5月1日に出産予定日となりました。

予定日が決まると不安はありました。
このままお腹にいた方が元気ならずっとお腹に居て欲しいなど絶対無理なことも考えたりしました。しかしそれと同時に楽しみにもなりました。
入院当初は産まれてこれないかもしれないと言われたのにお腹の中にいてくれていつ生まれてももう大丈夫と先生からも言われていたので後もう少しと指折り数える日々でした。

37週の4月28日の朝方尿ではなく大量に濡れた感じがありました。
まさかの破水でした。
入院して初めてナースコールを押しました。
助産師さんも予想外のナースコールだったのでとんでも来てくれました。
「まさかの破水?!」と笑っていました。
すぐに当直の先生に内診をしてもらうと
「頭で上手に羊水を残しているから今すぐ手術はしなくて良さそう。主治医の先生を待ちましょう」と言われ抗生剤だけ内服しました。

病室で夫、母にラインをしました。
朝6時半ごろだったのでまだ2人とも仕事に行ってなかったので夫には待機してもらいました。
母はまさかの仕事を辞める最終日だったので休もうかと言ってくれましたが大丈夫だからと仕事に行ってもらうことにしました。

小さくても破水するんだなーとなんだか赤ちゃんの意志を感じました。
きっと元気に生まれて来てくれると願い主治医の先生を待ちました。