「The Bit」で語った同氏の理論は下記の通り。リー氏のインタビューを全て見るにはこちらから。
リー氏:短期的に見ると、ビットコインはソーシャルネットワークに極めて似た動きをしていると我々は考えている。つまり、そこで行われるやり取りが多ければ多いほど、価値はより高くなるという考え方だ。短期的に見ると、2018年半ばまでにビットコインは少なくとも6000ドルに達するだろうと我々は考えている。
BI:メトカーフの法則を使用しているとのことですが、説明してもらえますか?
リー氏:メトカーフ氏はジョージ・ギルダー氏の法則をもとに、ネットワークの価値はユーザー数の2乗という法則を考え出した。そして、ユーザー数の2乗×平均取引価格という極めて単純な数式で、過去4年間のビットコインの価格変動の94%は説明できる。
ファンドストラットはユニークアドレスを使った数式にユーザーごとのビットコインの取り引きボリュームを追加して、さらに進化させた。これにより、ビットコイン価格の変動の83%を説明できた。
ファンドストラットはビットコインの価格をユニークアドレス数の2乗と平均取引価格をかけ合わせる数式を導き出した。この数式は2013年以降のビットコインの価格変動の94%を説明することができた。
下図はこの数式に基づくビットコインの予想価格(水色)と実際の価格(青の点線)を示したものだ。この数式は今年半ばまでかなりの精度で一致している。
ビットコインの価格と予想価格。ユニークアドレス数と取り引きボリュームを使ったファンドストラットの数式に基づくもの。
FundStrat
ファンドストラットはビットコインの将来の価格を予測するために、この数式を使っている。この数式には、ビットコインネットワーク上のユニークアドレスの推定数(の2乗)と1日の取り引きの推定数が必要となる。
リー氏は、この数式は「ビットコインの短期的な価格を予測する手法」となると語った。だが、これだけの精度がありながらも、短期的には少し警戒が必要としている。
「ビットコインの長期的なテクニカルトレンドは依然ポジティブだ」と同氏。「だが短期的な上昇は限定的なものであり、調整が入るリスクも高まっている」
[原文:Analyst says 94% of bitcoin's price movement over the past 4 years can be explained by one equation]

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