こんにちは。
上半期の決算が一巡したようで、
好決算・上方修正した企業と減益・下方修正した企業に明暗が分かれました。

アベノミクスの恩恵や円安ということもあり、
製造業を中心に好決算を期待していたのですが、
正直なところ、これほど下方修正する企業が出るとは
思っていなかったので、意外でした。

トヨタ
と日産
パナソニックとソニー
富士フィルムとキャノン

を見ても、やはりこれからは経営力が問われる時代に
なってきたのだと思います。同じ業界だとしても、
トップの舵取りひとつで収益力の差が出てきています。

好決算を出した企業の中にも、
本業が回復した企業もあれば、リストラで利益を上げた会社
異分野参入によるポートフォーリオの変化が効果が出てきた
会社など、要因は様々です。

ご存知のとおり、富士フィルムは、本業フィルム事業が
落ち目になってきたときに、必死にポートフォーリオを
変換してきました。化粧品・医療品に進出して利益を
あげ、中核事業に育ててきました。

キャノンやソニーは、今回の決算は残念でしたが、
その要因がデジカメ・PCの低迷など、衰退産業にも
かかわらず目標を下げなかったという影響が大きいと
思います。

企業を見るときは、やはりCEOの力量を見たり、
どのくらいリスクを分散できるのかという点も
しっかりみたいと思います。

 

応援よろしくお願いします。