こんにちは。

若林栄四さんの”「10年大局観」で読む2019年までの黄金の投資戦略”という本を読んでます。

ホーチミンの古本屋さんで見つけましたが、なかなかの名書だと思います。


「買ってすぐあがるような相場は危険」


相場学入門の章のポイントで書かれているのですが、最近よく思うことがあります。


基本的に相場というものは、怖い思いをしなければ、儲からないようにできている。そもそも相場は、フィジカル(肉体的)な苦痛がない代わりに、精神的な苦痛を対価として儲けているものだ。怖い思いもまったくぜずに儲けるということ自体が、思想的に間違っている。

精神的な世界に入ってますが、私にとってはしっくりいく説明です。サラリーマンもある意味そうかもしれません・・・。精神的は苦痛の対価として、おカネをもらっている。。。にひひにひひべーっだ!


ポジションを取ってすぐにあがったりするような相場のときは、とにかく一刻も早く利を食う。そうしなければ危険だ。


買っていきなり+10%ってことも今の相場ではありますが、そういうときはタナボタだったと思って利確をしたよいのかもしれません。


一方、買った後に下がってしまったとしても、自分の相場観が間違っていなければ、我慢すればよい。そして、自分の買値まで戻ってきたら、これはもう100%勝ちと考えてよいだろう。


そういうこと、結構ありますよね。自信を持って買っても下がり続け、ナンピン買いを続けているものがあります。我慢です・・・。


ここが実は勝負の分かれ目でもある。精神的に弱い人は、自分で買った後で値下がりし、元の買値まで戻ってくると、そこでやれやれの売りを出してしまう。それではいつまで経っても儲けることはできない。これは私の経験則だが、買値まで戻ってきた相場というものは、90%そこからさらに上に行くものだ。だからこそ、我慢が必要なのである。


さすがは勝負師って感じですね。やはり相場で勝ち残っていくためには情熱・信念が必要ということを感じます。チョキ


株式や為替って、本当に心理戦って感じを受けることがありますが、勝ち続けるためにはある程度の精神的苦痛に耐えながら、我慢する、という言葉は非常に感銘を受けるものであります。


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