こんばちは、青黒縁です
仕事柄、ゴールデンウィークとは無縁に生きてきましたが、多くの人にとっては貴重な行楽の機会ですし、依然として続くコロナ禍や3度目の緊急事態宣言に奪われるのは厳しいですね。経済的な損失も甚大で、巡り巡って国民の生活にも負の影響を及ぼします。企業は広告費をカットせざるを得ず、それが主な収入源のメディアも戦々恐々です
いかん家づくりに関係ない“どんより”は、読む気を削いでしまう
前置きはこれくらいにして、クリナップ練馬ショールームを訪れた日を振り返ります
妻が事前に予約し、間取りやF社の標準仕様書をメールで送り、準備は万全です。メーカーの人に詳しく説明してもらえるのは初めてで、心待ちにしていました
どんな女性に会えるかな
出典)クリナップの公式ウェブサイト
迎えてくれたのは、パワフルで快活な女性です
イメージは漫画・アニメ「サザエさん」の花沢さんですかね
笑顔で和やかな雰囲気を醸し出しつつ、テキパキという擬音が聞こえそうなほど立ち振る舞いにムダがなく、受け答えは明朗。我が家の好きなタイプです
ショールーム内を案内し、クリナップのキッチンの性能や魅力を伝えながら、タブレット端末に我々の要望を書き込んでいきます
(花沢さんだから花の絵文字ですw)「F社の標準は『美・サイレントシンク』(表面に施されたエンボス加工が、傷や水垢を付きにくくする。水温も図書館レベルに静か)ですが、お勧めは『流レールシンク』です。細かいゴミが自然に排水口へ流れていきます」
傷が付きにくく、音も静かな「美・サイレントシンク」
ゴミなどが溜まらずに流れていく「流レールシンク」
流レールシンクは開発のエピソードが興味深いです
「便利そうではあるけど…」
「どれくらい金額が増えるかだよね。まあ、見積もりを貰ってから取捨選択できるし、気になった設備は全て加えておこうよ」
決してさんへの見栄でなく、煌びやかな空間で湧き上がる高揚感と興奮によって、“オプション三昧”の幕が開けるのです笑
「標準は『フラットスリムレンジフード』で、手入れは簡単ですが、自動洗浄機能付きの『洗エールレンジフード』もあります」
ボタン1つでフィルターとファンの油汚れを自動洗浄
「これは…」
「自分達で洗おうよ」
「水栓は標準の浄水器一体型以外にもタッチレスや浄水器専用など様々な種類があります。コロナ禍ではタッチレスの需要が増えていますが、どれにしますか浄水器のカートリッジも、交換の目安が3カ月と1年で選べますよ」
水栓は機能やデザインが多彩
「タッチレスは感度と停電がネックだな~」
「そうだね」
「差額を知りたいし、タッチレス水栓と浄水器専用水栓、1年用のカートリッジで」
吊り戸棚の高さをイメージできる場所
「この展示は吊り戸棚のサイズが分かりやすいですね」
「サイズと言えば、キッチンの高さはどうしますかお2人は背が高いですよね」
「私が183.3cm、妻が169cmです。これまでのキッチンは作業が長くなると腰が痛くて…」
「何cmが良いと思いますか」
「お2人の身長なら、90cmに上げましょう」
扉や取手の見本がズラリ
カリーザモカって、こんにゃくっぽい(おい
「扉や取手、ワークトップを選びましょう。標準では、扉と取手は『Class4』か『Class5』から、ワークトップはステンレスか人工大理石から選べます。ちなみに、流レールシンクを採用した場合、ワークトップで選べる人工大理石のランクが上がりますよ」
「個人的には、シンクとワークトップの両方をステンレスにして料理人が使うキッチンのように仕上げたいのですが、妻はワークトップを人工大理石にしたいようなので、そこは譲ります。扉と取手の色は妻に任せます」
「シンクがステンレス、ワークトップが人工大理石ですね」
「ワークトップは流レールシンクを採用した場合が『カリーザホワイト』、しなかった場合が『グレインホワイト』でお願いします。扉と取手の色は“仮”でもいいですよね」
標準で選べる人工大理石
「仮でいいなら、扉の色は家づくりのブログでも頻繁に見る『マリンウッドダーク』、取手の色は『ラインブラック』として下さい。恐らく、妻が変えるでしょうが笑」
「マリンウッドダークは人気ですよ」
「他に決めるのは…ガスレンジと食洗器か。食洗器は標準の浅型から深型に変えて下さい」
「承知しました」
我が家は食洗器と縁がなく、使い方を教えてもらったのですが、残念ながら写真を撮り忘れていました
「カスレンジは標準のホーロー製だと掃除がネックだし、コレがいいんじゃない」
美しい「リッセ」のガラストップ
「スタイリッシュだね」
60cmと75cmのうち、75cmをチョイス
まだ終わりません
F社の標準にカップボードが含まれていないからです
「こだわりが強いわけではないし、ニトリなどで買ってもいいけど…」
「折角だからね。それと、できればダイニング側に収納が欲しい」
「カップボードは、これをベースにしつつ…最下段の左側にはゴミ箱を入れるスペースを設け、右側には炊飯器を置ける場所が欲しいです。炊飯器は使う時に手前へ引き出し、水蒸気でカップボードが劣化しないようにして下さい」
カップボードのイメージ
ダイニング側にも収納を付けられます
「要望が細かくて、すみません。伝わりましたかね」
「いえいえ、全く問題ないですよ。では、要望を書面にまとめますから、少しお待ち下さい」
と言われ、写真を撮ったり、手が届かない高級品を眺めたりしながら過ごします。
好みの色と造形ですが、かなり高かった記憶が…
そうそう、今更ですが・・・
※写真は全て許可を得て撮影しています※
「お待たせしました。こちらが、今日の案内をまとめた資料です」
仕様書に書き込む形で分かりやすい
カップボードもイメージの通りです
「おお~」
これが当たり前なのかもしれませんが、私と妻はさんのスキルが高いと感じました
オプションの金額も高いだろうな…
言及していない細かい部分では、シンクが「右寄せ」です。デフォルトだと右側のスペースがムダに広く、コンロとの間が狭い気がして、変えてもらいました。シンクとコンロの間で食材を切るとして、まな板を2枚使いたい時がありますから(肉と野菜は分けたい)、広い方が便利です
指定したかどうかすら忘れていたキッチンパネルは「ホワイトクラウド」なんですね(伝聞調
狭小の我が家は、カップボードのMAX(元スーパーモンキーズではない)が1800です。900×900の吊り戸棚が標準で2つ付くため、それを組み込んでいます。
最後に、見積書はOHA社のを通さないと定価しか分かりませんから、彼の名前とメールアドレスを伝えました。
そして、夫婦でさんに礼を述べ、「LIXILショールーム東京」の自由見学に向かうのでした