青木純 blog -63ページ目

奥が深いぞDVD…

イギリスのプロダクションに送るためのTACOROOMのデモリールを延々作る。
メニューなど市販のDVDのように凝ったものにしたかったが、Adobeのオーサリングソフトにまだ慣れていないせいもあってなかなか簡単に行かない。
某サンリオの本番用の人形制作に手をつけようと思っていたが、断念。


無念の徹夜。ほんとすっかりダメ人間だ。

メールなかなか返せない病

夕方まで何となくだらだらする。15秒アニメの追い込み制作の反動か。
ラピュタ阿佐ヶ谷の主催するユーリ・ノルシュテイン大賞というコンペで『コタツネコ』が1次審査通過との連絡あり。24、25日の公開審査に期待がかかる。
またこれで今年もラピュタ阿佐ヶ谷3F、山猫軒での立食パーティーが味わえる事になる。
『ホーム』の年から3年連続。大変ありがたい事だ。


夜は八山がフランス遠征でもらってきたクールなCGプロダクションのデモリールなどを観る。
まさに世界最高峰、最先端の映像表現を目の当たりにし、ビビる。
己の表現のスケールの小ささを思い知らされると同時に、自分でもカッコいいデモリールを無性に作りたくなる。


深夜になって某サンリオの絵コンテ修正分を仕上げる。
こちらの仕事もそろそろ制作スケジュールをしっかり組まないといけない。


夜型の生活をどうにかして改善しなければと反省しつつ、寝る。

アキバ最高

朝、デジスタベストセレクション作者として参加するアートイベント、「DIGITAL ART FESTIVAL 東京2005」の案内とポスターが届く。
昼は恵土、小柳と久々にアキバでPCパーツを買い出し。物欲渦巻く最高に楽しい街だ。
家に帰ってメインのPCに買ってきたCPUファンを取り付ける。だいぶ静かになった。
それから同じく買ってきたフォントパッケージをインストール。
膨大なフォントを選別しているうち夜になったので、寝る。

前日の続き(リニア)

学校に着き、アトリエで2時間寝る。
その後休学届けに担当教官の印をもらい、留年の話をクラスメイトにする。
自分で考えて選んだ道ではあるが、4年という時間を共有してきたクラスメイト達と一緒に卒業できない寂しさ恥ずかしさを実感し、何とも切ない気持ちになる。
8時からはデジスタのディレクターと自宅で『コタツネコ』ベストセレクションのコメント収録。
相変わらずの自分のしゃべりの弱さにガッカリする。
放送は12月3日らしい。おそらくオンエアは沖縄の実家で観る事になるだろう。


明日行くアキバでどのCPUクーラーを買おうかと思いつつ、寝る。

できたー

北信濃小布施映画祭で『おしるこ』第一次審査通過の連絡が来る。結果に期待。


例によって徹夜で制作。15秒アニメ、5時頃ようやく完成。
しかし実はのりしろ含めて16秒、クレジット入れて18秒なのはここだけの秘密。
短くとも1つの作品が完成する瞬間は気分が良いものだ。
しかし制作中に何百回と繰り返しプレビューを見ているので、自分では作品の判断がつきにくくなっている。
今回の作品、自分では気に入っているし自信もある。
あとはコンペ審査員の方々にも気に入ってもらえるよう祈るのみ。


今日はこれから助手と教授と関係各位に謝りに芸大に行く。
昨日の中間検討会を寝てすっぽかすという失敗を繰り返さないよう、寝ずに出発する事にする。

アニメーション制作追い込み中

ほぼ1日中、15秒アニメの彩色&編集作業。
しかし15秒という時間がこんなにも短いとは思わなかった。
試しにカットをつなげて見たところ、笑っちゃう位に尺をオーバー。
課題規定が30秒ならちょうど良かったのに…と思いながら泣く泣くカットを削り、フレーム単位の微調整を繰り返す。その結果、何とかなる。
タイトルは『Beginning of Fashion』に決定。


締め切りまで明日を残すのみだが、何とか完成のめどがついたので、寝る。

ひたすら作画の一日

今日は家にこもって15秒アニメの作画に集中しようと思っていたところに急遽6時から某サンリオでの打ち合わせが入り、試作人形への修正指示や絵コンテについての返

答などを受ける。
思っていたよりも全体的にすんなり行ってほっとする。
しかし大変なのはこれから。気合が必要だ。


午前3時半、ようやく作画作業が完了。
11日消印有効の応募締め切りに間に合わせるにはギリギリの進行具合。
現在の所、明日でスキャン・彩色・編集、あさってには音響・音楽制作、そして完成というプラン。
ペンを握りすぎて右手が痛い。
自分で言うのも何だが、今日はかなり頑張った一日だ。


このままあと3日何もハプニングが起きないよう祈りつつ、寝る。

プチ凱旋帰郷

とある方の紹介で、12月沖縄にタダで帰郷できる事に。
「沖縄デジタル映像祭2005」という名の総務省や名桜大学が主催するイベントがあり、そこでのトークショーの講師としてご招待頂いた。
自分の身分を考えると大変恐縮な話だが、プチ凱旋帰郷の気分で大変嬉しい。
久々の帰省でもあるし、実家の親も喜ぶ事だろう。


昼過ぎからサンリオで人形試作品と絵コンテの打ち合わせ。
それから招待券をもらっていたCG-ARTS FORUMへ行き、偉い人の講演を聴いたのち懇親会という名の立食パーティーに紛れ込む。
さすがは高輪プリンスホテルの豪華な食事。ビールにワインを赤、白、赤、白…としこたま飲む。
会場でデジスタ中谷さんと東大浜野さんとポリゴンピクチュアズ社長塩田さんに挨拶が出来たので良し。


夜、意を決して母親に電話で留年の意向を伝える。
胸のわだかまりがとれて少し楽になった。


明日から15秒アニメの追い込みに入らなければと思いつつ、寝る。

まじめな一日

今朝の寝覚めに思いついたネタをもとに、某サンリオの仕事の絵コンテを描きまくる。
深夜、仕事が一段落着いてからeAT金沢応募用15秒アニメの作画に着手。1時間で10枚ほど描く。
久々の2D作画だがなかなか良い手応えを感じる。


絵コンテを描いたりシナリオを考えたりする作業と違って、アニメの作画は音楽をかけながら無我の境地で何時間でも同じテンションでできるので、好きだ。
絵コンテやシナリオは何と言うか、精神的に消耗する。
それに比べて作画は肉体的に消耗するだけ、という感じで心地良い。


明日の人形材料買い出しの事を考えつつ、寝る。

久々TACOROOM全員集合

夕方5時に起床。6時からTACOROOM全員で鍋の予定だったので根津の八山宅へ。
先週まで『ホーム』の上映・プロモーション行脚でフランスへ滞在していたTACOROOMメンバー小柳・八山の報告を聞くのも今回集合の目的の1つ。
しかし集まりが悪いせいで何となく鍋がキャンセルになり、近くの定食屋へ。
その後皆で八山宅へ戻り、フランスで撮りためたビデオを観ながらの土産話で大いに盛り上がる。
作品を通しての異文化交流の模様がよく撮れていたが、そんな事より何より2人のえらいぐだぐだフランス滞在ドキュメントぶりが最高に笑えた。
2週間の長期滞在で現地食に嫌気がさし、夜な夜な日本食を求め歩いたあげく毎日同じ店でラーメンばかりすすってる状態とか。
洋食ばかりなせいで日本人特有のアミノ酸欠乏症状が出て、「醤油が切れた」状態になるらしい。
これはそのままちょっと編集するだけでかなり面白いビデオ滞在記ができそうな感じ。TACOROOM的と言うか。


家に帰って前回のチームの仕事のギャラを精算し、寝る。