おかえり 43 | ひよこバッチの大宮さん

ひよこバッチの大宮さん

嵐の大宮さんの小説を読むのが楽しくて、私にもできるかしらと始めてみました。

アメンバー申請していただけるかたへ
20才以上の女性
プロフ画像が設定されている方
必ずメッセージを添えてください。
よろしくおねがいします。

空港に迎えに来てくれていた潤くんに

「潤くん、和くんは?」

 

「うん…。病院で話すよ。」

 

空港から病院までタクシーで10分。

 

潤くんについていったら

たくさんの管につながれた和くんが眠っていた。

 

「和くん。」

 

「起きないんだよ。」

 

「えっ!?なんで。」

 

「手術の次の日に血栓ができて、詰まったんだ。脳に血液がいかない時間がダメージを与えたって。」

 

「もう…起きないの?」

 

「医者もわからないって。うちの両親は日本に連れて帰りたいって話してるんだけどKAZUMAさんはこのままアメリカで療養させたいって。」

 

和くんに触れる。少し細くなったよな。」

「和くん、会いに来たよ。」