One Step 1 | ひよこバッチの大宮さん

ひよこバッチの大宮さん

嵐の大宮さんの小説を読むのが楽しくて、私にもできるかしらと始めてみました。

アメンバー申請していただけるかたへ
20才以上の女性
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必ずメッセージを添えてください。
よろしくおねがいします。

またひとつ夜が明けて

誰の胸にも眩しい光が差し込めば

過ぎた日を思うより 新しい何かみつけたくて歩いた

 

 

4月、教員生活7年目。

明日から新しい学校に赴任する。

今日は下見。学校まで続く桜並木をゆっくり

歩いた。

明日からは自転車でもいいな。

「綺麗だな…」


「綺麗ですね…」

「えっ?」

「初めまして、二宮先生ですか?
美術担当の大野です。
今日下見にくるって、翔くんから聞いています。」

「初めまして、明日からこちらで数学担当させていただきます、二宮です。

ここの桜並木はすごいですね。」

「毎年ここでスケッチするのが楽しみなんですよ。」


「翔くんは時間にうるさいから、早く行かないと。」


「あっ、急がなきゃ。

明日からよろしくおねがいします。」